なぜ明後日のフランス第1回大統領選挙に注目するべきか?[ニュース解説]

政治・国際関係

公開日 2017/04/22 07:42,

更新日 2017/04/22 07:42

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フランスで23日、第1回大統領選挙が開催される。51%を獲得する候補者がいればすぐに大統領が決まるが、決選投票となる可能性が高い。現在の有力候補は4人だが、どこに注目するべきか?

各候補とシナリオ

①マリーヌ・ルペン

ルペンは極右政党の代表で、移民排斥やEU離脱を主張。トランプやBrexitなどポピュリズムの台頭から、国際社会はルペンの勝利を懸念。

②エマニュエル・マクロン

当選すればフランス大統領史上で最年少の39歳。国立行政学院(ENA)卒、投資銀行勤務というエリートキャリを歩み、規制緩和やEU統合を主張。

③フランソワ・フィヨン

元首相という安定したキャリアがあったものの、金銭スキャンダルで後退。

④ジャン=リュック・メランション

メランションは極左政党を率いており、社会主義国への共感を表明。NATO離脱や自由貿易協定からの撤退、経営幹部の報酬規制などを公約。

影響・今後のシナリオ

  • 国際社会やフランスにとって大きなリスクは、①ルペンと④メランションの当選。前者はEUに波乱が生じ、世界的なポピュリズム現象に勢いがつく。後者はフランス経済にリスクとなる政策を掲げている。
  • 20日にはパリでテロが発生、排外主義を訴えるルペンが勢いづく可能性もある中で、新星の②マクロンが決選投票に進めるかが注目。

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著者
The HEADLINE編集長。株式会社マイナースタジオを創業後、2015年に株式会社メンバーズ(東証一部)に企業売却。早稲田大学政治学研究科修士課程修了(政治学)。関心領域は、メディア論や政治思想など。Twitter : @ishiken_bot
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