なぜ明後日のフランス第1回大統領選挙に注目するべきか?[ニュース解説]

公開日 2017年04月21日 22:42,

更新日 2017年04月21日 22:42,

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フランスで23日、第1回大統領選挙が開催される。51%を獲得する候補者がいればすぐに大統領が決まるが、決選投票となる可能性が高い。現在の有力候補は4人だが、どこに注目するべきか?

各候補とシナリオ

①マリーヌ・ルペン

ルペンは極右政党の代表で、移民排斥やEU離脱を主張。トランプやBrexitなどポピュリズムの台頭から、国際社会はルペンの勝利を懸念。

②エマニュエル・マクロン

当選すればフランス大統領史上で最年少の39歳。国立行政学院(ENA)卒、投資銀行勤務というエリートキャリを歩み、規制緩和やEU統合を主張。

③フランソワ・フィヨン

元首相という安定したキャリアがあったものの、金銭スキャンダルで後退。

④ジャン=リュック・メランション

メランションは極左政党を率いており、社会主義国への共感を表明。NATO離脱や自由貿易協定からの撤退、経営幹部の報酬規制などを公約。

影響・今後のシナリオ

  • 国際社会やフランスにとって大きなリスクは、①ルペンと④メランションの当選。前者はEUに波乱が生じ、世界的なポピュリズム現象に勢いがつく。後者はフランス経済にリスクとなる政策を掲げている。
  • 20日にはパリでテロが発生、排外主義を訴えるルペンが勢いづく可能性もある中で、新星の②マクロンが決選投票に進めるかが注目。

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著者
編集長
1989年東京都生まれ。2015年、起業した会社を東証一部上場企業に売却後、2020年に本誌立ち上げ。早稲田大学政治学研究科 修士課程修了(政治学)。Abema TV『ABEMAヒルズ』、日テレ系『スッキリ』、現代ビジネス、TBS系『サンデー・ジャポン』などでもニュース解説をおこなう。関心領域は、メディアや政治思想、近代東アジア、テクノロジー時代の倫理と政治など。
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