なぜトルコは、Wikipediaを遮断するのか?[ニュース解説]

公開日 2017年05月02日 20:37,

更新日 2017年05月02日 20:37,

無料記事 / 政治・国際関係

大統領権限の強化を目指した選挙の後、混乱が続いているトルコだが、新たにWikipediaの遮断を行った。

Wikipediaに掲載された記事に、トルコ政府とテロ組織の関係を主張する記述があり、これをWikipedia側が削除しなかったことが原因。

背景・経緯

影響・今後のシナリオ

  • 16日の国民選挙で勝利したエルドアン政権は、反政権的な団体・機関などに圧力を強めている。トルコ全土では1000人が拘束された他、軍人や官僚、警察官など約4000人も解雇されている。
  • Wikipediaの遮断もこうした措置の一環として見られており、29日午前8時よりWikipediaの全ての言語版が見られなくなっていた。
    • 今回の措置に、Wikipedia創設者のジミー・ウェルズは懸念を表明。
    • トルコでは、2016年にもTwitterやFacebook、YouTubeなどを遮断したことで、国際社会から避難を浴びた。強権的な姿勢を強めていくエルドアン政権の動きに注目が集まっている。

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著者
編集長
1989年東京都生まれ。2015年、起業した会社を東証一部上場企業に売却後、2020年に本誌立ち上げ。早稲田大学政治学研究科 修士課程修了(政治学)。Abema TV『ABEMAヒルズ』、日テレ系『スッキリ』、現代ビジネス、TBS系『サンデー・ジャポン』などでもニュース解説をおこなう。関心領域は、メディアや政治思想、近代東アジア、テクノロジー時代の倫理と政治など。
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