昨年10月、Facebookは「マーケットプレイス」機能をリリース(日本では未公開)しましたが、今後は小売業者やプロフェッショナルに向けて開放することが明らかになりました。
背景・経緯
- Recodeによるデボラ・リウ副社長へのインタビューでは、これまでユーザー個人だけが出品できていたマーケットプレイスに、チケット販売や小売店の商品などが追加されているそう。
- マーケットプレイスでは中古車も人気を集めており、パートナーの名前は明かされなかったものの、Facebookが中古車ディーラーと提携して、マーケットプレイスで販売される予定です。また同様の動きは、不動産にも広がっていく予定。
影響
- 日本では、フリマ市場はメルカリが圧倒的な位置を占めていますが、アメリカでは「クレイグスリストの競合」として報道されています。
- アジアの幾つかの国ではInstagramを介した取引が広がっていますが、Facebookにとってマーケットプレイスと決済は、大きな悲願。北米におけるARPU(ユーザーあたり広告売上)が減速を迎える見込みとなっており、新たな収益の柱に注目が集まります。