SpotifyがHuluとのバンドルサービスを開始、米国の大学生に月5ドルで

公開日 2017年09月11日 10:03,

更新日 2021年10月15日 19:31,

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3大レーベルとの再契約やオリジナルのポッドキャスト番組のスタートなど、好調なニュースが続くSpotifyですが、このたび米国で学生向けにHuluとのバンドルサービスを新たに開始したとブルームバーグなどが伝えています

Spotify加入で、Huluにも

対象となるユーザーはSpotifyの有料サービス「Spotify Premium for Students」に加入している米国の大学生で、月額4.99ドルで従来のプレミアムプランに加えてHuluのコマーシャル付き有料プラン(Limited Commercials plan)で提供されるコンテンツにアクセス可能となります。また、 Spotifyのサービスページによると、卒業後も12ヶ月間はプランを継続することが可能で、その後は月額9.99ドルの有料サービスに切り替わるとのことです。

Spotifyでプレミアムビジネス責任者を努めるアレックス・ノーストロム氏は、プレスリリースの中で「最上級のコンテンツを高品質のストリーミングで提供するという点においてマインドを同じくするHuluとのパートナーシップは非常に楽しみにしている」と語っています。

通信キャリア×コンテンツを背景に

米国のテックメディアTHE VERGEの記事では、今回の提携について、ベライゾンによるNFLのモバイル向け配信サービスやスプリントのTidal買収、そして先日T-Mobileが発表したNetflixファリミー向けプラン無料提供のような「通信キャリア×コンテンツ」という業界動向への対抗策だろうと述べています。

Spotifyは2016年に動画コンテンツの配信サービスをAndroid端末向けにスタートしていますが、事業の成長性が疑問視されていることに加え、2017年8月末には同事業の最高責任者を努めていたトム・カルデロン氏が退社するなど、好調とはいえない状況が続いています。

今回のHuluとの提携は、Spotifyにとって動画コンテンツのユーザー取り込みという意味もあるのかもしれません。

日本への展開は?

Spotifyは、既に日本国内でも大学生と短大生・高専生を対象とした「Spotify Premium学割プラン」を月額480円で提供しています。今回のローンチでは米国限定となっていますが、いずれ日本国内へも同様のバンドルサービスが拡大される可能性があるかもしれません。

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著者
編集長
1989年東京都生まれ。2015年、起業した会社を東証一部上場企業に売却後、2020年に本誌立ち上げ。早稲田大学政治学研究科 修士課程修了(政治学)。Abema TV『ABEMAヒルズ』、日テレ系『スッキリ』、現代ビジネス、TBS系『サンデー・ジャポン』などでもニュース解説をおこなう。関心領域は、メディアや政治思想、近代東アジア、テクノロジー時代の倫理と政治など。
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