元NFL Networkの番組編成担当のトップだったチャールズ・コプリン氏が、ロシア国営天然ガス企業ガスプロムのメディア企業に移籍。
ガスプロムの名前を聞いてピンときた方は、ウクライナ情勢に関心のある方でしょうが、最近のウクライナ紛争において、欧州向けのガスを止めるという “ブラフ” をかけていたのが、このガスプロムです。
プーチン大統領をはじめとしたロシア首脳部の影響が多大に効いているこの国営企業は、東欧・ロシア圏の国際問題に際して、たびたび名前があがる企業です。
ここがメディア企業を保有していたことは知らなかったのですが、やはり西欧企業のトップが、ロシア系国営企業に移籍することは珍しいようで、この記事も多少驚きを持って受け止められています。
一口に、海外のメディア情勢といっても、やれスナチャがどうしたという感じのスタートアップ系ニュースと、この手の国際情勢と関係が深そうなニュースは、毛色も関心のある層も違いそうなので、面白いですね。
http://www.hollywoodreporter.com/news/russian-network-hires-nfl-exec-810909