2026年10月2日 今日知っておきたいAI関連ニュース

1

カリフォルニア州、AIのみによる解雇や懲戒を禁止

  • 米カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事は9月30日、AIだけで労働者の解雇や懲戒を決定することを禁じる州法SB 947に署名した。
  • ジェリー・マクナーニー州上院議員が提出した同法は、AIを判断補助に用いる場合でも人間による監督と確認を義務付ける。
  • 雇用主にはAI使用を労働者に通知する義務を課し、違反時の対応は州労働委員や州司法長官、地方検察官が担う。
2

OpenAI、Moonshot AI関係者による推論抽出を公表

  • OpenAIは9月30日、モデル内部の非公開な推論プロセスを抽出する組織的活動を阻止したと公表し、一部をMoonshot AI関係者に結び付けた。
  • 同社によると、7月1日に始まった活動は7月24〜25日に4000人超から約1万6000件の要求に達し、7月28日までに阻止した。
  • OpenAIは他社へ情報を共有したが、全活動の主体は特定されておらず、Moonshot AI自体の組織的関与が独立して確認されたわけではない。
3

SpaceX、GoogleのAIチップ搭載衛星を打ち上げ

  • SpaceXは10月1日、GoogleのAIチップTPUを搭載したPlanet Labsの試験衛星を、米カリフォルニア州からTransporter-18で打ち上げた。
  • 両社によるProject Suncatcherは宇宙でのAI計算基盤の実現性を探る研究計画で、今回の試験衛星にはTPUが4個搭載されている。
  • 軌道上での実験を通じて放射線や極端な温度、打ち上げ時の振動への耐性を検証する計画で、商用データセンターの運用開始ではない。
4

OpenAI、安全研究者3人の契約解除を認める

  • OpenAIは10月1日のCBS取材に対し、機密情報の取り扱いに関する社内規則違反を理由に、安全研究者3人との契約を終了したことを認めた。
  • WSJは関係者の話として、外部のAI安全団体への機密情報共有などを理由とした解雇処分だったと報じている。
  • 共有された具体的な内容は明らかになっておらず、契約終了は事実であるものの、規則違反の詳細はOpenAIの説明と一部報道の段階にとどまる。
5

米連邦地裁、GoogleのAI要約を巡る独禁法訴訟を棄却

  • 米ワシントン連邦地裁は9月30日、Googleの検索AI要約を巡りPenske MediaとCheggが申し立てた訴訟の棄却を決定した。
  • 原告側は、検索流入を得るためコンテンツ提供を強いられながら、AI回答により自社サイトへの流入と収益を奪われたと主張していた。
  • アミット・メータ判事は検索流入への期待を法的合意とは認めず、今回の判断は独禁法上の請求を退けたもので著作権全般を判断したわけではない。