本誌について

The HEADLINEは、「News worth reading.(読むべき価値のあるニュース)」を通じて、世界を世界に説明するニュース解説メディアです。 膨大な、そしてジャンキーな情報が消費される時代、お金を払ってでも読む価値のある情報やニュース解説を届けることが私達の役割です。

わたしたちの原則

上記のミッションを実現するため、わたしたちは3つの原則を重視しています。スマホによって大量の情報が次々と消費される現代だからこそ、独自の価値へと注力していきます。

1. 非消費スタイル

スマホに次々と入ってくる速報、ソーシャルメディアに流れるセンセーショナルな見出し…膨大な情報を追う中で、なにが重要なストーリーかを見逃すことが少なくありません。

わたしたちは、膨大な情報が次々と消費される時代だからこそ、消費型ジャーナリズムとは一線を画します。1つの問題を深く、そしてじっくりと理解することにフォーカスします。

2. 専門的な知見

政治や経済、そして社会の動きなど、わたしたちは世界を理解する上で、多くの専門家の助けを借りていきます。誤った情報がいち早く拡大する時代からこそ、信頼できる事実や見解を広めていくことが重要です。

3,構造的な理解

重大なニュースは、社会に静かで構造的な変化も生み出します。わたしたちは、問題の構造的な理解を大事にすることで、なにが問題になっているかを重視していきます。

編集長より

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メディアの信頼性が低下して、 フェイク・ニュースという言葉が定着し、SNSを通じて無数のデマが拡散する現在、新たなメディアの形が求められているように思います。

本メディアが掲げる「世界を世界に説明する」という言葉は、自己完結的な宣言です。誰かから「説明してくれ」と頼まれたわけでもなければ、「お金を払うから」と懇願されたわけでもないからです。

大学院を出た後、インターネットの片隅で様々な事業を眺め、自分がその片鱗に携わっているうちに、やはり自分は「世界を世界に説明しなくては」という想いが強くなってきました。ただしそれは、新たなメディアが求められているという時勢の話よりは、知的好奇心という人間の根源的な欲望を抑えきれないから、という理由が正しい気がしています。

僕は、知的好奇心が人間の根源的な欲求の1つだと思っています。加えて知的好奇心は食欲・睡眠欲・性欲と異なり、人間と動物とを切り分ける「人間を人間たらしめる欲求」であるとも感じています。世界を知りたい、という根源的な欲望が社会を動かしてきたのではないでしょうか。

だからこそ、誰から頼まれたわけでもなくとも、大きな事業トレンドに乗っているわけではなくとも、「世界を世界に説明する」メディアをつくろうと決めました。

とはいえ、それが誰からも見向きもされず持続可能性がないものであれば、十分に世界を世界に説明したとは言えません。そこで本メディアが目指すところは、「News worth reading.(読むべき価値のあるニュース)」となりました。

要は、金を払ってでも読む価値があるニュースはあるのか?という問いです。正直なところ、現時点で僕にその答えはありません。世界の裏側で不平等が拡大していようが、大事件が起きようが、わたしたちの生活に大差はありません。わざわざ金を払って、それをより深く知るべきかと言うと、甚だ疑問だと言えます。

その逡巡の結果として、有料購読ではなくメンバーシップ制というシステムが採用されました。読者のみなさんとの対話やコミュニティでの議論を通じて、我々が何を知るべきで、何をどのように生活と関わってくるのかについて、一緒に考えていこうという試みです。

メディアなのか、ジャーナリズムなのか、はたまたコミュニティなのか。現時点でその答えはよくわかっていないのですが、ぜひこのプロジェクトをともにつくっていただければ幸いです。

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編集部

石田 健

1989年東京都出身。大学在学中に株式会社アトコレを設立後、大学院での研究生活を経て、株式会社マイナースタジオを創業。2015年にメンバーズ社(東証一部)より企業買収。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程(政治学)修了。