2026年11月5日 朝の注目すべきニュース

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バンス米副大統領のイラン戦争投稿で原油急落 米政権の方針転換期待で

  • 原油価格が11月4日、1バレル当たり約8ドル下落した。米中間選挙での共和党大敗をイラン戦争と結びつけたJ・D・バンス副大統領のX投稿を受け、値下がりが加速した。
  • 市場では選挙結果を受けてトランプ政権がイランとの戦争終結を目指すとの見方が広がった。バンス副大統領は敗因を戦争と認めたうえで今後の議論を提起していた。
  • 民主党のチャック・シューマー上院議員も戦争終結を目指す姿勢を示した。米政権の方針転換への期待が原油売りにつながった。
2

米選挙でデータセンター新設凍結が相次ぎ承認 AIの資源負荷に反発

  • 米国の11月3日の選挙で、データセンター建設を一時停止する措置が数十件承認された。テキサス州などでは建設拡大のペースを抑える候補が当選した。
  • AI向け設備投資の拡大に対し、電力や水などの資源消費や生活費への負担が争点となった。建設抑制を求める動きは、AI開発そのものへの規制要求とも重なっている。
  • テキサス州知事選で勝利した民主党のジーナ・イノホサは、電力や水への影響に対処する法律が成立するまで建設を一時停止する方針を掲げた。
3

ジョンソン米下院議長、共和党指導部トップ不出馬へ 中間選挙敗北受け

  • 米下院議長のマイク・ジョンソンは11月4日、次期議会の共和党トップに立候補しない意向をスタッフに伝えた。中間選挙で同党は下院の過半数を失った。
  • ルイジアナ州選出のジョンソンが所属する党が少数派に転じるため、次期の指導部トップは下院議長ではなく院内総務となる。
  • 後任にはスティーブ・スカリス院内総務やジム・ジョーダン司法委員長が関心を示しており、共和党の指導部選挙は11月10日に予定されている。
4

米CVSが薬局事業を分離へ 一体運営を見直し2社上場を計画

  • CVS Healthは11月4日、薬局事業を分離して独立した上場企業2社に分かれる計画を発表した。分離完了は2028年前半を予定している。
  • 存続会社のCVS Healthには医療保険Aetnaや薬剤給付管理CVS Caremarkなどを残し、保険と薬局を一体で運営する事業構造を改める。
  • 新会社CVS Pharmacyには約9,000店の薬局や郵送調剤、MinuteClinic診療所などを移す。実施には取締役会の最終承認や証券登録手続きが必要となる。
5

英レボリュート、評価額1150億ドルに急伸 米銀行開業を準備

  • Revolutは11月4日、新たな株式取引の完了により企業評価額が53%増の1,150億ドルに達したと発表した。
  • 今回の取引はGlade Brook Capital PartnersやCoatue、T. Rowe Priceなどが主導した。同社の個人顧客数は世界で8,000万人を超えている。
  • Revolutは米通貨監督庁から条件付きで銀行免許の承認を得ており、米国での開業を準備する。2026年には英国や豪州など4カ国でも銀行業務を開始した。
6

スペースX、地上5G網整備でクアルコムと契約 衛星連携サービスへ

  • SpaceXはStarlink Mobileの米国向け地上5G網にQualcommの技術を採用した。Qualcommが11月4日、基地局向け半導体とソフトを供給する複数年契約を発表した。
  • 採用するのはDragonwing QRU100とQDU100である。衛星通信に加え地上基地局も整備し、米国全土を対象とする携帯通信網を構築する計画だ。
  • SpaceXは2027年に展開を始め、契約期間中に数万カ所の基地局を整備する予定で、衛星と地上網を組み合わせる通信サービスの設備調達に当たる。
7

日本の「書道」が無形文化遺産に登録勧告 ユネスコ評価機関が審査

  • ユネスコの評価機関は、日本の「書道」を無形文化遺産に登録するよう勧告した。これは事前審査の結果であり、正式な登録決定ではない。
  • 日本政府は2025年3月に提案書を再提出していた。登録が実現すれば、2024年の「伝統的酒造り」に続き、日本の無形文化遺産は24件となる。
  • 正式な登録可否は中国・厦門で11月30日から12月5日に開かれる政府間委員会で審議され、書道を含む候補の審査は12月1〜3日を予定している。