なぜニューメディアの時代がやってきたのか?
概要
石田健 株式会社リバースタジオ代表取締役。日テレ系『DayDay.』コメンテーター、フジテレビ系『Mr.サンデー』、TBS系『Nスタ』、同『サンデー・ジャポン』、テレ朝系『ビートたけしのTVタックル』など出演。近著に『カウンターエリー... 続きを読む 閉じる
石田健
株式会社リバースタジオ代表取締役。日テレ系『DayDay.』コメンテーター、フジテレビ系『Mr.サンデー』、TBS系『Nスタ』、同『サンデー・ジャポン』、テレ朝系『ビートたけしのTVタックル』など出演。近著に『カウンターエリート』(文藝春秋、2025年)。早稲田大学政治学研究科修了(政治学)。
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出演 - 石田健・金子侑輝
企画/構成 - 石田健
撮影/編集 - 株式会社リバースタジオ
#ニュース解説 #イシケン #ニュース
トランスクリプト
※ 音声をもとに読みやすく整えた内容のため、発言とテキストが完全に一致しない場合があります。こんにちは。ヘッドラインの石田です。
こんにちは。金子です。
さあ、このスタジオに戻ってきました。
はい、戻ってきました。
このスタジオが久しぶりすぎて。
実はこれ二回目収録です。
はい。一回目に何があったんですか?
一回目にですね、音が入ってなかったです。
最悪でしたね。
でも僕たちはいいコンテンツを届けるために、めげずにまたここに帰ってきました。
はい。ということで、あの、なんで、えー、このチャンネルヘッドラインで、まあスタジオを変え、それからちょっとリニューアルするよみたいなことを数週間前から言ってたかと思うんですけど、まあ今改めてこれをやってるかというとこなんですが、今日はちょっとそんな話と、それから最近ですね、えー、オフトピックを元々やってた宮武さんという方が新しいニュースレターをスタートして、そこにあの、SLOWMEDIA、あ、SLOWTIMESかな。えっと、彼の新しいそのメディア、ちょっと名前間違ってたら申し訳ないです。あの、の中でニューメディアの話をしていて。で、それからアンドリーセン・ホロヴィッツの、あれはイベントの動画ですかね。
でもニューメディアについてということで、なんかこう、新しいメディアの変化の話、あまりあのメディア論に興味ある人少ないと思うんで、あの、どっちかっていうと、その、このチャンネルがなんでその方向に行くかとか、まあ何をやりたいのか、ニュース解説ではなく、テクノロジーと専門家から未来を見通すみたいなことを最近掲げてるんですけど、なんでそんなことを思ってるかみたいな話とか、そういう話を今日できたらいいなというふうに思ってます。
[BGM1]はい。で、えーと、なんでリニューアルせざるを得なかったのかというところなんですが、このチャンネルを見てくださってる人は高木晋平さんのインサイドビジョンを見てくださってる人も多いと思うんですけど、私がそのインサイドビジョンに、えー、出させてもらって、で、そこでこんな話をしたと。それは何かというと、ニュース解説コメンテーターとしてすごく出ているし、ありがたいことに今後もそういったご依頼をいただいている、たくさん。だけど、まあもともと何でそれを始めたかというと。
金子さんもね、あの、まさにあのお、俺と一緒にこのメディアを始めた時、同じ気持ちだったと思うけど、その専門知みたいなものを世の中に届けて、何か社会を良くしたいという思いがあって。で、その中でメディアを知ってもらうために、その石田自身がブランドとして出ていくことで知ってもらおうというところで始まったんだけれども、残念ながら、ああ、まあもちろんそういうものだとは分かっているんだけれども、そのマスメディアというのは、その面を取りますと。
マスメディアなので、マスなので。
なので、あの、本当にそのカルピスの原液を薄めたような話。何月何日何がありました。これは考えなくちゃいけないですね。難しい問題ですね。これはすごく大事な話ですよ。で終わっちゃう。
うんうん。
だけどもっと本当はその世の中に我々がこう面白いと思うとか、あ、これこの話したいと思うようなことがあって、で、それがすごく大事な、しかも本当に重要なことみたいな。この本の中でも本当に重要なことが無視されてるみたいな言い方が何度も出てきてますけど、なんかそういうことを話したいのにみたいなことをその晋平さんに言ったら、ああ、それ石研くんは、その、実はその今のニュースを解説してると。だけどここはみんな実はそんなにお金を払ってくれなくて。そうじゃなくて、その未来の起こることと、その今のギャップに対して、例えば投資だったりとか、大きいお金を払う人たちがいるわけで、しかも石研くんがやりたいのはこっちなんじゃないの?っていう話をされて。
それはそうだねみたいな話をして。で、えー、じゃあ何か我々のメディアも変わんなくちゃいけないということで、リニューアルするぞするぞと言ってたんですけど、まあいろんな準備が整い、今こうやって届けてるということですけど。
まずこれどうですか?ビジョニング。高木晋平のビジョニングについて。
まあでもあのビジョニングの動画すごい面白かったです。
めちゃくちゃ良かったよね、あれ。
なんか前半ずっとなんか政治の話とかしてて。
絶対あれですとだいぶ離脱したよね。
喋ってる人本人たちもなんかこれ大丈夫かなみたいな空気でやってたのが個人的には面白かったんですけど。
面白かったよね。
まあでも後半にかけてこう。
まあでもあれはやっぱりその石田さんも新しくその気づいたっていうよりは、自分の中にあったけど、それを高木晋平さんが引き出してくれたみたいな感じだったんですよね。
そうだね、そうだね。
そこがなんかあのビジョニングってこうこうかみたいな。もちろん他の動画も拝見してて、あの、変わっていく、変わっていく、その気づきを得るみたいな。
ね、元々あったものがなんか引き出されていくというか、その輪郭がついていく感じがするよね。
まあ答えはその人の中に最初からあるみたいな。実はね。うん。のが面白かったですね。
そうだね。そう、で、まあそのインサイドビジョンにこう出たことで、あ、まあそりゃそうだなと。
やっぱりその、別にもともと、なんかその、テレビに出たいとか。
はい、有名に。
有名になりたいとかっていうのは全くなくて、その、自分たちのやりたいことを一つ実現するために、やっぱりメディアじゃなくて、その人として捉えてもらわなくちゃいけない、知ってもらわなくちゃいけないっていうことは、これは結構確信があったから、そのメディアに出て、それが思いのほかうまくいって、なんかコメンテーター業というみたいな人が出来上がっちゃったけども、なんかそもそも、こう、さっきの晋平さんの話で言うと、その、未来にこういう世界がありますとか、こういうものを構築した方がいいと。で、だから、あー、今、こういうものにかけるんだみたいな話って、まあそもそも別にマスに受ける話でもないし。
その、それを多分こう、マスメディアで届けても、オーディエンスも多分面白くないし、そもそもオーディエンスも違うし。っていうことで、あの、そこがちょっとすごくこう、従来のうちのヘッドラインでもどっちつかずな感じ。だから毎週のニュースやって、まあそれはそれでなんか一定数見てくれるんだけれども、じゃあなんかそれってこう、どんな多分社会にもボール投げてるかっていうのもなんかよくわかんなくて、ただそのコメントする人とか批評する人みたいなのが出てきて、なんかもうちょっと言うと、多分そのポジションを取るとか、あの身を切る、あの、誰でもね、身銭を切るみたいな言い方をよくするけれども、なんかそういうところにその本来価値があって、で、今そういうことを人は求めているのに、それができてないっていうことで、あの、じゃあコンテンツを見直そうとか、まあ我々って何者で何をするべきかっていうことで、この動画があのそのまあリニューアルの第一弾ということになってるわけですね。
どうですか?その辺の話をこう聞いてというか。
そうですよね。だからその方向性で、まあこの動画もそうですし、最近その記事もあのちょっと方向性を変えるっていう話になって。で、まさに今書いている話が結構そういう話というか、つまりもう明確に思想的な立場をとっている人たちがいて、まあこれAIの文脈ですけど、思想的な立場をとっている人がいて、その人たちがいろんな公共政策、それは単なる大学の中での思想の論争じゃなくて、業界のキーマン、例えばOpenAIとかAnthropicにいるようなトップランナーたちにその思想の影響を与えていたりとか、あるいはその周りにいる政策を作るような公共政策のところに、シンクタンクに資金だったり人材を投入していったりするよっていうような話を今記事で書いてるんですけど、まさに。そういう話がまさに社会を駆動させている。で、彼らの、まあなんか振る舞いだったり、意思決定によって今後のAIの使われ方だったり、規制のあり方っていうのが決まってきてしまうかもしれないと。そういう話がある中で、じゃあなんか今週はなんか大谷が打ちましたねとかっていう話を。
いいんだけど、大谷打ってほしいんだけどね。
まあ大谷打ってほしいですけど、まあただ大谷が打ちましたねっていう話をなんかすごいですねって言ってるだけだったら、なんか別にそれはなんか大谷は社会を駆動させてるけど、すごいですねって言ってる人、別に社会駆動させてないじゃないかみたいな話があったりするので、なんかそういうプレイヤーにやっぱならなくちゃいけないんじゃないかなっていう話ですよね。あ、そうそうそう。
だからまさに本当にそうで、例えばその大谷が駆動させてるって言った時に、じゃあその大谷みたいな野球選手が百人出てきたら日本の社会って良くなるよねって考えて、例えばそういうとこにお金を投じるみたいなのも一つ駆動させてるだし、もしかしたら同じメディアだったとしても、じゃあその大谷っていうのはなんでこんなに打てるのかっていうのを、もうとにかくネチネチネチネチ分析して、それを元にあのそれを見た人たちが、あの、あ、じゃあ俺もこうやってバッティングフォーム変えようとか、こういうトレーニングしようってなったら、それは社会を多分駆動させてるよね。
だからそういう意味でいうと、そう、あの、メディアだからダメとか、メディアこういうニューメディアだからいい、オールドメディアダメみたいな単純な話じゃなくて、多分届けるコンテンツとして、これは未来を作るよねとか、これはすごく重要な問題だよねというところにフォーカスしなくちゃいけないっていうのが、多分今俺たちがあの、作り直そうとしてるものだと。で、これはただ残念ながら従来のビジネスモデルでは絶対に成立しなくて。なぜなら、その大谷選手が今日も打ちましたっていうのは、多分視聴率、例えばじゃあ十パーだとしたら、一千万人が「やった大谷が頑張ってくれた今日も嬉しいな」と思って仕事を頑張ると。これはこれで素晴らしいんだけども、多分この仕事は俺たちじゃなくてもいい。
なるほど。うん。
だけどそのネチネチ、じゃあなんか大谷はこういう投手と相性が悪くてとか、なんかこのなんか統計的に見るとこういうバッティングがこうでこうでとか、なんかドジャースの選手補強のなんか資金はこういう人がとかっていうのをは多分俺たちしかできなくて。しかもその話はもしかすると次のスターを生むかもしれないし、そのスターっていうのがその社会にすごくインパクトを与えるかもしれないって意味で駆動させてる。で、特にそれをやっぱりビジネス領域というか、まあでもビジネスだけじゃないんだよね、これ。あの、多くのその場合はビジネスのことが多いけれども、この本で書いた通り、それから俺たちのその出自というか、アイデンティティがそこにあるように、実は学術、アカデミアの世界もそうだし、もうちょっと政治とか官僚たちがやってるようなことでもそうだし、実はもっとこう、こっちに未来があるから、こっちにこういうものを作ろうぜとか、こういう問題が絶対に出てくるから、そのためにこういう議論を今しておこうぜみたいな話は、あの未来を作ってることで。で、ただそれは一万人が見るメディアに比べると、多分百万人ぐらいしかその関係人口はいないから、その百万人に届くコンテンツを作んなくちゃいけないと。
いうところが多分、えー、ちょっと気づいたところだよね。
で、例えばアメリカで言うと、そのTBPNというね、カネコさんも大好きな。
大好き。
よく聴いてますけど。
はい。あって、あれとかは実はアメリカのシリコンバレーっていうと、もうすごいみんな関心持ってると思いきや、平均の再生回数があれどのぐらいなんですかね。
数千とか。そう。はい。
で、英語圏で考えるとさ、日本でいうとさ、千とかじゃん、多分。
はい。まあ百万とかではないです。
百万とかじゃない。
明らかに。
明らかに。めちゃくちゃ少ない。だけどあれをなんかもうキーマンがどんどん出てくるよね。
誰ですか?最近出てきた。
最近でいうと、アンドリーセン、マークアンドリーセン、著名VC、著名なベンチャーキャピタル、それからアレックスカープ。日本でも話題になったTechnologicalRepublic、Palantirの作ったCEO、あるいは決済サービスStripeのホリゾン兄弟。
まあそういうキーマンたちですよね。
そう。で、ここでさっきのその、これはあれか、あの収録前に話したやつか。あのインサイダーメディアとアウトサイダーメディアみたいな話が出てきて、この後、そのニューメディア、ニューメディアって俺らが今言ってるけど、実はこれ、あの、なんだ、最近のね、あのオールドメディア批判の意味のオールドメディア、ニューメディアではなくて、あの、さっきね、今出してくれたマークアンドリーセンたちのVC、アンドリーセン・ホロウィッツがすごい形式化してる話で、えっと、ニューメディアっていう概念があるんだけども、あの、その中の一つの重要な要件として、キーマンが見てるか、オーディエンスが見てるかっていう、この違いがね、言われてるじゃないですか。
はい。キーマンっていうのはその場合どういう人たち?
はい。あの、ここのキーマンは、例えばこの文脈でいうと、例えば政治家とか起業家とか投資家とか官僚とか、あるいは今でいうと、例えばものづくりの中でも製造業の中でも、その高付加価値化を掲げるような重点17工業分野の、その関係する産業の人とか、要はこれはちょっとまあエリート主義っぽい言い方だけど、そのビルダーたちの話で。で、ビルダーって何をビルドしてるかっていうと、多分未来をビルドしてる人で。で、このビルダーたち、つまり彼らはそれをインサイダーと呼んでるけど、インサイダーに向けたメディアなのか、そのもっとマスメディアなアウトサイダーに向けたメディアなのかっていう違いがすごい大きいという話から動いてありそうと。
で、これは何かというと、あの、これ何だっけな、Youtuberかなんか言ってたんかな。あの、要はあなたのオーディエンスが明日いなくなったら、これはそれこそ宮武さんか。あの、明日いなくなるオーディエンスがいなくなったら困るんですか?それともインサイダーになれなくなったら困るんですか?っていうことで、あなたのメディアの性質は決まりますみたいな話で。その多くのメディアっていうのはすごい大量のオーディエンスを集めてアテンションを集めて、で、えーと、なんだろう、その、それを広告費に変えてくるっていうことで、多分ここ百年ぐらい、いわゆるマスメディアが生まれてから、その十九世紀、二十世紀、二十一世紀っていうのは、そういうメディア、メディアっていうのはそういうものだった。
だからこそ、テレビはまず最初に視聴率が来るわけですよね。追うべき指標として。
そうそうそう。もっと言うと、インスタとかFacebookもそういう分類でいうとマスメディアだし、オールドメディアなんだよね。
はい、なるほど。
実は。そのオールドメディアイコールテレビ、新聞、紙じゃなくて、そのメディアの型として多分オールドなんだと思うんだよ、ビジネスモデルとして。だけどインサイダーメディアっていうのは何をやるかっていうと、その、そこに行くと、その何か未来をビルドしてるやつらとか、そこに金を出してるやつらとか、そのビルドする未来から社会にとって重要なアジェンダっていうのを出してきて、それを政策課題に掲げるやつとか、そういう人が磁場として集まってるようなメディアで、こういうものを作らないとダメだと。
で、しかもそれは残念ながらその一千万、二千万の規模にはならないから、多分その別に百万人とか十万人が見てるメディアって、広告収入としては全然微々たるものだから、多分そのメディアとしてのビジネスモデルも変えなくちゃいけないと。いうところで、あの、だからこれは諸刃の剣なんだよね。多分我々が大谷選手がとか、国旗を燃やしたらなんか怒られるとか、高市さん頑張れとか、サナエトークンとかやったら数字はすごい伸びるんだけど、そういうことをやらないと。だけどこのインサイダーたち、ビルダーたちが何が重要で、何を課題を解決しようとしてて、この社会をどうしたいかについてフォーカスしていくと、そのビジネスモデルも変えなくちゃいけないし、扱うコンテンツも変えなくちゃいけないし、でも多分我々がやるべきことっていうのはこっちだよねっていうのが、まあ今だと。
で、その中で、それをまあまさに同じタイミングで形式化してるのが先ほど言ったアンドリーズセン・ホロヴィッツで。
あの、彼らは、あー、それをニューメディアと呼んでますと。で、ニューメディアっていうのは、あの、昔は、これ彼らはVCだから、その起業家が何か新しい製品を出しましたと言うと、ウォールストリートジャーナルとかに電話をして、僕こういうものを作ったんだけど、取材してみたいな。で、いやそんな興味ないガチャ終わって。で、ニューメディアっていうのは、どうやらそのキャラクターとか、その人のパーソナリティとか、その人の世界観とか、作りたい未来とかを語るような、あーなんだっけ、ポッドキャストとか、ニュースレターとか、YouTube、ブログ、そんぐらいかな。
まあローンチビデオって彼らは言いますよね。その創業ストーリーを語るようなコンテンツを作る。
そうだね。で、こういうものがだからニューメディアだっていうふうに彼らは捉えているんだよね。やっぱり違いっていうのは、その従来のオールドメディアが編集権はメディア側にあって、その、こういうストーリーだけを、この話は面白いんで、じゃあ使いますね、使いますねってストーリーラインを彼らが組んで、その、その中に当てはめたものを出すと。で、しかもそこに創業者の顔とかキャラクターいらないわけだよね。例えばこれは、いわゆる日本のオールドメディア批判でもよく言われる話だけど、例えば「高市さん悪い、高市さん極悪非道だ」っていうストーリーがまずあって、そこに当てはまるような話をピックしてきて、ほら、高市さんっていうのは経歴も詐称してるし、すごくなんか自分勝手でわがままで、なんか、なんかこう部下を怒鳴ってとか、なんかそういうストーリーが出来上がって。でもこれは、なんかオールドメディアが語ってるとかそういう話じゃなくて、そういうことが、つまり編集権を持ってそういうことをするのがニューメディアだけど、そうじゃないんだと。で、これは今はそのオーディエンスっていうのも、実はそのキャラクターとか、そいつが何を考えてるかってのを知りたい。
で、それは最たるものが、そのPalantirのアレックス・カープとかイーロン・マスクとか、まああと誰だ。
ドナルド・トランプでしょ。
ドナルド・トランプとか、そういう人たちだよね。その人のキャラクターを知りたい。
で、例えば日本でも、その、そういう意味でメディアの多分新しいものを作ってるのかは、わかりやすく言うと溝口さんとかだよね。そのNo BorderとかLAST CALLとかBREAKING DOWNとか、とにかくキャラクターがいて、で、溝口さんがいつもその話題の中心にいる。それは賛否両論あって、毀誉褒貶あるんだけど、それがもうメディアになってるって意味では、あの、それも一つの型だと思うんだけど。でももう一つ違うところ、それはあの、その一つニューメディアの多分条件なんだけど、もう一つ多分違うのは、おそらくそれをどこの方向に向かうかっていうことで、さっきのその未来をビルドするみたいな。まあ溝口さんが参加すると、それはね、あの、俺らは未来を作ってるんだっていうとこあるかもしれないけど、多分ジャンルとして多少の違いはおそらくあって。あの、多分アンドリーセンとかでいうと、その、こういう社会をとか、こういう未来を作るべきだ。だからまあまさにこの本で書いたような、そのピーター・ティールに言わせると、そのマンハッタン計画とかをずっと今までやってきたのに、なんかここ年、年ぐらい技術的に停滞していて、それかカークとかも言ってるけど、そのSNS広告とかグルーポンとかZingaとかゲームのね、そういうものに金が投じられて、全然テクノロジーイノベーションしてないじゃないかということで、テクノロジーをもっとドライブさせて、なんか我々が実現したい未来を作ろうというところに対してベットするっていうのも、まあ彼らの、まあちょっとそれはニューメディアの定義と、なんだろうな、オーバーラップするぐらいだと思うけど、あの、生まれて、多分あって、そういうことを我々もなんかやった方がいいよねと。
で、それがなんかその、なんでそういった多分変化が生まれてるかというか、なんで今なのかみたいなところで、あの、中間層がいないみたいな話みたいなのが結構大事なんじゃないかなと思っていて。っていうのが、あの、マスメディアの時代って、多分そのマスがあったから、まあ当たり前だけど成立したんだと思うんだけど、今マスっていないじゃないですか。
マスがいない。はい。
例えば、あの、ボードリアールとかだと思うんだけど、なんか大衆社会とか消費社会みたいな概念ってまさにそうだと思うんだけど、その、千九百八十年代、七十年代とかかね、高度経済成長の時って、その、みんなが「これがあなたが買うバッグです」とか、「これがあなたが行くべき海外旅行です」、「マイカーです」、「マイホームです」みたいなものを提示して、その欲望にみんながわっと集まってきて、それで経済成長が起きて、国も伸びていったし、その-
そのために頑張って働けばそれが手に入る。
っていう物語があったと。
だから共同幻想だよね、まさにね。があったんだけれども、残念ながら年ぐらいからだんだんそれがなくなってきていて、その音楽の、例えば共通の国民の音楽みたいなものもないし、国民の記憶みたいなものもどんどんなくなってて、そのクラスターごとに興味あるものとかも違っていって。で、そうすると多分その未来をすごく作りづらくなってるんだと思うんだよね。
で、その時に多分アンドリーセンとかは、いやいやだからナラティブ大事なんだっつって、その、なんだっけ、ビルド?
アメリカンダイナミズム。
アメリカンダイナミズムみたいなものを掲げてるわけだけど、まあ高度経済成長ってそういう意味でいうと消費社会も大衆社会もあったし、しかもなんかみんなで高速道路を作ったら幸せになるんだみたいな、田中角栄的ななんか世界観もなんかあったんだけど、もう今それもない。
っていうことで。
リニアモーターカーじゃダメだと。
リニアモーターカーにだからみんな夢を持てないんだよね、多分ね。
リニアモーターカーをなんかね、止めてくる抵抗。だから昔は抵抗勢力がいたらさ、むしろ燃え上がってたわけよね、なんか。小泉純一郎の時なんかあったかもね。優生民営化をすればもっと幸せになるんだみたいな。効率化だみたいな。
でもそれもどうやらなんか格差を生んだだけで、その残ったものは竹中平蔵だけでしたみたいなことが起きちゃって。で、そうするとやっぱみんながどこを目指していいかわかんない、共通の夢もないと。みんなでこうやったらこの社会がこうなるみたいな、なんかワクワクするストーリーもない。
そう、だからその、で、そういう時代だから、だからこそ、そのマスに向けた巨大メディアを作って、じゃあ皆さんこれを買いましょうっていうビジネスモデルがちょっと限界に来てるっていうのがすごく今だと思っていて。
もちろんテレビでは、その、じゃあ皆さんこれを見ましょう。これが大谷選手がホームランを打ちましたって言って、一千万人が見て、二千万人が見て、そこにその消費財、じゃあ洗濯、洗濯のなんか洗剤これですとか、車これですとかっていうのをやってるけれども、その、これは多分人口も減っていくし、そもそも中間層で物を買える人が減っていくから、このメディアは多分きつい。
で、もうちょっと言うと、いやそんなことはないんですと。その枠の在庫は別にネットにあるじゃん、たくさん。その、インスタとかメタ広告とか出して、そこで洗剤買わせればいいじゃん。それはそうなんだけど、やっぱりそれってストーリーが残んないんだよね。
うん、やっぱりその、この家に、こうやって頑張って働いたら、なんかこういう家に住めますとか、なんかこういう車に乗れて、で、海外旅行も行けますみたいな、このストーリーに対して、その大衆はその消費の欲望っていうのを向けてたのが、やっぱりリスティングで出てきたり、メタ広告で出てきても、全然その欲望がやっぱり喚起されないと。
欲望っていうのはもちろん悪いところもあるんだけども、それはやっぱり未来に対してのワクワク感とか希望とかみたいな話だから。で、それがやっぱり中間層を再興させるか、復活させるか、別のアプローチをするかっていうのが多分今だと思ってて。
なるほど。SNSの広告って瞬間的ですよね。
うん、そうね。
その時、その時に欲しいものみたいなのがターゲティングされてレコメンドされてくるみたいな。
そう。それは別に、その、何て言うの、これちょっと例がひ、ひ、あれだけど、その、エロ広告とかエロ画像とかまさに最たるもので、もうアドレナリンを出して今その瞬間クリックさせるみたいなことにやっぱ最適化してるから。でもその欲望って多分もうちょっと長いもので、例えばその、これは、じゃあ同じ欲望であっても、やっぱりそのバーキンを持ってますと。バッグのバーキンを持ってますっていうのは、元々バーキンっていうブランドもあるし、これはその別にブランドのヒストリーを知らなくても、その、じゃあどっかのキャバ嬢が持ってますとか、そのそれこそラストコールで見たキャバ嬢が持ってて可愛いなとか、その人になりたいって、やっぱこれはストーリーとしてちょっと長いよね。
なるほどなるほど。自分の人生とかに関わってくる話。
そうそうそう。ああいうところに私も出たい、ステージに立ってみたい。で、そのためにはじゃあ整形をしなくちゃみたいな。そこの良し悪しは当然あるんだけど、やっぱりその消費の喚起の仕方として、それは多分本当は実はオールドメディアが昔やってたような広告消費みたいなのが作れてて。
なるほどなるほど。
そこが、そのできてないっていう問題があるし、まあしかも、それ今バッグの例だったけれども、そのティールとかが多分言うには、いや、もっとそれがロケットをね、打ち上げるとか、マスクでいうと火星に行くんだとか、そういうビジョンがないと、やっぱり人間っていうのはワクワクしないんだと。まさにそのマスクのその上場時のスピーチなんかそうだけど、サイエンスフィクションのフィクションを取るような仕事をしないとダメだと。その、俺たちはサイエンスでもっとワクワクする未来を作るんだというところで、やっぱりそこが圧倒的に足りないし、で、しかもそれはテクノロジーとかビジネスだけじゃなくて、まさに我々がやってたような政治哲学とか、そのアカデミアの世界もやっぱりそうなった方がいいと。で、これはどういうこと?って思う人多いかもしれないけど、例えば今金子さんがやってる、そのAIの滅亡、AIによる人類の滅亡とかの話も、じゃあ効果的利他主義とか効果的加速主義みたいな理論と結びついてるし。
例えばその、じゃあAIの技術っていうのを、そのマスクとかティールとかカープみたいな、そのテック富豪たちに任せていいのかっていう、その人たちもいて、一方で、いや民主主義ってそういうもんじゃないでしょみたいなもんでいて、でもこの議論をするためには、民主主義についてすごい研究してる研究者を呼んでこないとできなくて、そうなるとやっぱりそのアカデミアの知見も必要だし。で、もうちょっと言うと、その、じゃあ俺たちがそのとにかくビジネスメディアを作りたいかっていうと、そういうわけでもなくて、その未来の中には、今言ったように哲学の話もあれば民主主義の話もあるし、例えば中国が台頭してくることによって、じゃあ安全保障って我々シリアスにやるべきなの?って言った時に、中国研究者も呼んでこなくちゃいけないし。ということで、まあそれやってることは実はその、すごく俺たちがまあ元々やってたオーソ、オーソドックスなというか、オーセンティックなヘッドラインに近いんだけど、でもやっぱなんか専門家を呼んできてハッピーみたいな、専門家って面白いっていうだけじゃなくて、多分そいつらはその専門家たちとかエキスパートは。
その未来について知ってて、で、その人たちから未来の示唆を聞いて、あ、じゃあ俺たちはこういう未来を作んなくちゃいけないんだ。で、ただそれを批評するとか、その論評するだけじゃなくて、場合によってはもしかしたらお金を入れなくちゃいけないかもしれないし、じゃあそういう会社と一緒に何かを作んなくちゃいけないかもしれないし、あ、こういう会社いいねってなったら、その会社と一緒にもしかしたらそれこそPRをやって、その会社がもっと社会にナラティブとかストーリーを届けていくような、あー共同のプロジェクトもやんなくちゃいけないかもしれない。なるほどなるほど。で、これはなんか従来のメディアのルールからしたら、それはお前なんかその編集権とね、そのなんか営業がなんかごっちゃになってダメじゃないか。それもまあわかる。わかるんだけど、でも俺たちはその増幅装置じゃないんだよね。従来のメディアが目指してた、その声をでかくして拡散するための装置ではなくて、その未来を作るためのアクターで、その手段の一つとして、その知識とか人々の認識とか、その社会の共通のアジェンダみたいなのを作ってるから、だからちゃんとその、いや、これはこういう会社と一緒にこういう理由でやってますっていうのがある限りは、それは別にいいんですっていう風に多分なっていくと思うし、あの、そう、そういうものを作ろうっていうことで、まあ今あのリニューアルをしたという、まあちょっと長くなっちゃったけど、そういう話になるわけですね。はい。うん。
いや、どう思います?でもそれってさ、その、まあちょっとずつこれは聞いてる人も気づいてくれてると思うけど、なんかすごいエリート主義っぽいねとか、その、いや、お前らがじゃあ作ったものが、なんかなんだろう、唯一の正解なの?みたいなツッコミってあると思うんだけど、そこはどうすかね。
いや、どうなんですかね。まあでもやっぱり一つ思うのは、これあの政治学の中の概念で、本人代理人っていう概念があって、あの、つまり有権者っていうのが本人で、えー投票をして、で、政治家とかっていうのは代理人なわけですよ。有権者の利益を代わりにえー、叶えてくれるような人たち。で、我々は選挙をして、投票して、代理人を国会とかに送り込んで、自分たちの利益を叶えてくれるように。エージェントですね。はい、っていうシステムを作ってるんですけど。この時に、じゃあ、えー、さっきの話で言うと、政治家とか官僚とか、まあ官僚は別に選挙で選んでないですけど、あの官僚とか、あの起業家の人たちとかっていうのは、結構その社会を積極的に構築して駆動させるような人たちっていう意味でいうと、そのみんなの利益を形作っている人たちですよね。それは悪い時もあるけれども、利害関心をかなり強く形作っている人たちで。じゃあその人たちがえっと、何の話、例えばじゃあこれは政策の議論をしたいって言った時に、さっき言ったようにAIの世界の議論っていうのは、明確な倫理的な思想とか哲学的思想に基づいて、公共政策とか業界のキーマンたちの人たちのあの開発の仕方とか規制のあり方っていうのがそれに基づいて結構規定されていたりすると。そういう人たちと、じゃあAIの話っていうのは、アメリカだけの話じゃないんで、もちろん。
この間あのFable fiveのアクセスを遮断される、外国人は遮断されるみたいな話がありましたけど、そういう世界的な影響があるっていう時に、そういう思想に基づいて作ってる人たちがいるのに、片やじゃあ、えー、そういうその人たちの言葉を知らないとそこと議論ができないとか、で、そこはその本人である有権者に送り込まれた政治家である代理人たちもわからないことというのはたくさんあると。うんうん。で、つまり彼らは送り込まれた本人たちの利益を一応知っているということには一応なってますけど。有権者がこれを望んでるっていうのはわかってるはずだけど。わかってるはずだけれども、ただ、あの、今その有権者とかっていうのは、まあ有権者っていうよりはその影響の範囲ですよね。その一つの政策だったり、一つのプロダクトかもしれないけど、それが及ぼす範囲っていうのが有権者の範囲を超えちゃってるんですよね。もう関係ないところにまで。あの、関係してるんですけど、その有権者じゃない人たちにまで影響が及んじゃうから、そういうところの利害関心にまで目を向けようってなったら、なかなかやっぱり難しいところがあったりして。で、それは何の話かっていうと、要はエリート主義的ですよねっていうツッコミはあるかもしれないけれども、そういう送り込まれた代理人とかインナーとかインサイダーにいる人たちですら把握できていないような話っていうのはあって、そこの話があの、各業界だったり、各、わからないですけど、メディアなのか、えー関係者たちの話っていうのが集まってくる場っていうのがないと、今業界っていうのがかなり溶け合ってきてしまっているので、政治とメディアの領域も近いし、そこと業界の領域も近いっていう風になってくると、そういうのが集まってくる場所がないと、共通の言葉で語れないし、共通の言葉で議論ができないという意味で、あの、重要なんじゃないかなっていうふうには思います。
いや、それは本当にそうだよね。あの、だから、その、これもさっきも似たような話をしたけれども、こう、俺たちは多分こう、ビジネスの話だけを全然やりたいわけではなくて、多分こう、テクノロジーと専門知を通じて未来を見通すって言った時に、さっき中国の話をしたけど、本当に分かりやすいのは、この間その政治宗学会に呼んでもらって、やっぱこういう話をした時に、アカデミアの人たちもなんかうっすら気づいてんだよね。で、まさにAIの話はそうだけど、その金子さんがいた研究室で、稲村先生っていう早稲田の先生が最近朝日新聞で、えっと、AIとアリストテレスの話をしていたと。その-憲法AIというか、constitutionなるなるAI。
要はAIのにどういうルールを与えて、どういうふうに行動させるかっていう原理原則を与える時に、そのアリストテレスの話が関係してくると。でもこんな話は基本的にはやっぱりほとんどの政治哲学者はちょっとその遠いし、逆にAIの研究者からすると、なんかアリストテレスなんだよみたいな。だけど、その稲村先生みたいに、その問題がすごく大事だと思ってる。で、これは明確にその未来をビルドする上で鍵になる概念だったりとか、今まだ顕在化してないかもしれないけど、顕在化しうる問題だっていうことに気づいてるプレイヤーたち。それはだからこの間ね、早稲田行った時のその安中慎也とかもそうだと思うし、呼んでくれた安中とかもそうだと思うし、稲村先生もそうだと思うし、そういうアカデミアの人たちもいて、で、彼らもやっぱりそういう話をしずる必要があるって思ってると。で、日本には素晴らしい起業家がたくさんいて、で、今みんなこう二十代後半とか三十代ぐらいで活躍してて、その人たちも多分なんか防衛テックに関わってるけど、じゃあ安全保障の話のその話をどういう軸でいくか。じゃあ中国の研究者、研究者とすごい関係が深いけど、多分そんなことないし、そのナショナリズムについてすごいこう普段から追ってるかっていうと、またそれも違うとなった時に、やっぱりそういうその一つの磁場を作ってやっていく。で、もちろんその起業とかアントレプレナーシップ的なのでいうと、例えばコーラルさんとか、それからIBSさんみたいに、そういう問題にすごく関心を持って、なんかIBSもなんかあの、今回俺ちょっとスケジュール的に行けなかったけど、ね、何万人、一万人ぐらいかな?わかんないけど集まって。で、しかも今回、岸田元首相とかなんか来るらしくて、安全保障の話をするとか、作る、だんだんそういうのができてきてるけど、でも一方では、そのね、我々もよくこういう話をするとね、そのリベラルテック月報で、言論さんの言論の東さんもそうだし、だからジムウォッチとかもそうだけど、そういう学術とか批評のコミュニティもあるし、やっぱりそういうところがなんか一つ、その我々の社会ってこういうものを作らなくちゃいけないよねっていう、多分共通見解というか、共通認識をちょっとずつ作っていかないと、なんかダメなタイミングに来てるし、しかもその既存のメディア、まあまさにそういう言い方をするけど、既存のメディアが明確にその議論に追いついてないというか、そのアジェンダに全然触れてない。まあ触れてる人は中にいるんだけど、あんまピンと来てない。
という時に、多分そういう磁場を作るみたいな仕事を多分していきましょうっていうね、感じですよね。
まあただなんかでも今のちょっと個別の話で一個だけ気になるのが、例えばその安全保障とか、その防衛みたいな話で、まあそこをなんか突き詰めていくと、そのエリートがそれをなんか決めていくんだっていう、なんかそういう話もなんか出てきそうで。その辺はなんかどうですかね。まあ別にそれだけじゃないと思うけど、どう思います?
でもまさにそういう話をできる場所を作らないとダメですよね。その、つまり最近でいうと、例えばPalantirとかSpaceXとか、そういうところが作り出した技術によって、CEOの一存によって戦争の行く末が決まってしまう局面というのが。
スターリンクなんてまさにそうだよね。
ウクライナ、ロシアの間でスターリンクが使われていて、それをじゃあイーロン・マスクの一存で、じゃあスターリンクの接続を切りますとか、そういう話が出てちゃってるわけですよね。それっていうのは明らかに今までの国家が強い、一番強い権力を持っていてっていう話がもう崩れていて、イーロン・マスクの一存で戦争の行く末が決まってしまう、あるいはアレックス・カープの思想によって、イスラエルにはPalantirのシステムは売るけれども、他の国には売りませんよみたいな。NATOの人たち、さっさと使ってくださいみたいな。で、それによって戦争の優劣というか、寸制みたいなものとか、それはもうちょっと言えば国際秩序みたいなところにまで影響を及ぼしちゃうわけなんですけれども。ただ、イーロン・マスクとかアレックス・カープっていうのは、さっき言った我々の代理人ではないんですよね、制度的に。
なるほどね、そこで代理人の話になってくるわけだ。
我々は投票で彼らを選んでないんですよね。そういう人たちが国家を超えるような権力とかっていうのを持ってしまってる状況が発じて、正当化できるのか。こういう話っていうのは、まさに今の状況で芯を食ってる話なわけですけれども、こういう話をさっき言った旧来のメディアというのは全くしていないと。そういう話ができる場を作らなくちゃいけないけれども、ただ大学の人たちも、あの、この間学会に行った時に、やっぱりなかなか表に出てくるってなると、彼らにとってはこれ、それはリスクになることもあると。
大学の人たちっていうのは、今かなり論文をどれぐらい学術誌に投稿できているかっていうところで、自分のキャリアの評価っていうのが決まってくるってなると、まあものすごく合理的な風に考えれば、研究者というのはいい論文を書いて、いい学術誌にそれを投稿するっていうところが一番インセンティブになるので、外のところに出て行ってそういう話をするっていうのは、あの、旨味がないし、下手したら叩かれるみたいな、そのリスクがかなり大きいという風になってくると、なかなかそういう話を専門誌と業界みたいな話の両軸でできる人っていうのがなかなか現実的な問題としてもいない。っていう風になってきた時に、まあそのさっきのその、なんかそういう問題がどうなんでしょうねに関しては、僕も答えはないんですけど、答えがないからこそそれは議論しなくちゃいけないので、そういう場が今ないっていうところが、あの、問題意識としてはあるって感じですよね。
で、そういう話をおそらくその十九世紀にナショナリズムがすごく盛り上がった時の、そのテクノロジーと国家の在り方とか、あの、あるいは二十一世紀かかる時の、その原発とかそうだよね、原子力、IAEAっていう超国家的な国家を超えた機関ができたりとかっていう、いろんなアプローチで我々はやってきたし。で、その時にやっぱり昔はこう、制度的に中央集権的なメディアがあって、そのメディアで議論すればみんな読んでると、みんな見てる、その議論に参加してるっていうのがあった。これはこの間面白いなと思ったのが、ある雑誌にあの俺の友人が投稿して、昔であればその電話がかかってきたらしいんだよね、政治家から。この論稿を読みました。あなたの話をちょっと聞かせてくださいって、永田町に呼ばれていくっていうのが新しいんだけど、マジで誰からもリアクションなかったと。で、これはその人の書いたものすごく面白かったし、国家的な議論の話になるべきだったんだけど、で、それでやっぱりあ、そのいわゆる総合誌雑誌っていうのの影響力がなくなったんだなって思ったみたいなことを言ってて。やっぱりそういう場がないっていう、まさに言論って、そのね、言論さんがやってる言論とか、そういう目指すところだと思うけど、あの、そういうものを多分歴史的に、その国民国家の中に、その、公共圏としてできてきたものが今なくなってるから。で、それをじゃあ何かないからメディアを作ろうって言ってマスを志向してたのは、これは俺のやっぱ反省というか、明確な失敗だったなと思ってて。これはやっぱマス化しちゃいけないんだと。そうすると、例えばもしかしたらわかんない、ここになんかスポンサードをつけて、あの再生回数とかの数でいうと、別にじゃあ数百万とか回ってないけど、すごい重要なアジェンダでキーマンたちが見てる、さっきのインサイダーが見てるっていう状態を作ることかもしれないし、そうじゃなくてもしかしたらそういう、えっと、なんだ、会社と一緒にじゃあPRをやっていきましょうとか、プロジェクトやっていきましょうかもしれないし、あるいは逆に俺たちがお金を集めて、そういう未来を作るべきところにそのお金を渡していくっていう仕事になっていくかもしれないし、おそらくそのメディアの形っていうのも、こう十九世紀から続いてきたような、そのメディアと広告のあり方とは、多分もうモデルからガラッと変えなくちゃいけない。まあ最近はね、そのサブスクリプションだっていうのはあると思うんだけど、でもサブスクリプションもやっぱりそのアウトサイダーメディアなんだと思うんだよね、結局。キーマンたちがそのすごい単価で払うっていうのはあり得るかもしれないけど、あの、でもそれがすごくできてるね、メディアはまだ少ないと思うし、ちょっと多分モデルも変わる。だからメディアVCなんて言い方をね、最近アンドリーセンもしてるし、さっき言ったようなコーラルさんとかもそういうのを目指してるのもあの、から、その流れは多分あると思うんだけど。
でもそのどっちかというとメディア側とか、そのシンクタンク側とかがそれを作っていかなくちゃいけない。なぜならやっぱVCとかがそのメディア機能を持つっていうのは、どうしてもそれはポジションとしてね、その投資先を支援するっていう文脈になるけど、でもそのメディア側としてそういうことをやっていくっていうチャレンジが多分必要で、そういうところかなと思ってますね。はい。結局ね、この話はこの本で書いたような話を、この本を書いたこととか、そのシンベイさんと話したことで思ってたことがなんか普通に自分からまた出てくるっていう、これはなんかビジョニングだなみたいな感じだけども、そういう辺の話がね、すごい大事なんじゃないかというところで、あの、ちょっとこの番組、引き続きね、ニュースもあの全然やっていくと思いますし、日々のその別に解説っていうのが全くなくなるわけではないと思うんですけど、新しい形を模索していくので、ぜひ見ていただければと思いますし、先ほど言ったように、なんかこう、メディアとして我々がこれがアジェンダです、はい、皆さん啓蒙します。以上っていうことではなく、むしろこういう未来をどう作っていけばいいかとか、そこに自分たちが関与していくにはどうしたらいいかっていうことで作ってる方の、その専門家とかエキスパートとかビルダーも呼ぶし、皆さんからもなんかこういうことを一緒にやろうとかっていうのも、あの、とか、こういうふうに支援するよとかも、あの、ぜひあの、我々大歓迎ですので、あの、下の概要欄にその辺も貼っておきますので、ぜひご連絡いただければなと思います。ということで、今日はリニューアル後のちょっと我々の話とメディアだったりの話をさせていただきました。ということで、ありがとうございました。