2026年6月23日 朝の注目すべきニュース

1

イランがIAEA査察受け入れに同意 米国は原油販売を暫定許可

  • バンス米副大統領は6月22日、イランがIAEA査察官の受け入れに同意したと明らかにした。
  • スイスでの米イラン高官協議はカタールとパキスタンが仲介し、米財務省は8月21日までの暫定措置としてイラン産原油の販売を許可した。
  • 査察再開と原油輸出は最終合意への足場となるが、交渉は継続しており、原油市場は今後の制裁緩和の期間と供給量に注目している。
2

高市首相が日銀の1%利上げを容認 政府との密接な連携に期待

  • 高市首相は日銀に対し、政府との密接な連携を期待すると述べ、政策金利1%への利上げを容認する姿勢を示した。
  • 日銀は円安と物価高への対応として、6月16日に政策金利を0.75%程度から1%程度へと引き上げている。
  • 政府による強いけん制がなければ日銀の追加正常化余地は広がり、住宅ローンや企業の資金調達コストは上昇しやすくなる。
3

グリーンスパン元FRB議長が100歳で死去 長期の景気拡大を支援

  • 元FRB議長のアラン・グリーンスパン氏が6月22日に100歳で死去した。妻のアンドレア・ミッチェル氏によれば死因はパーキンソン病の合併症だ。
  • 1987年から2006年までFRB議長を務め長期の景気拡大を支えた一方、金融危機前の規制の緩さには批判もあった。
  • 市場重視の金融政策を象徴した同氏の軌跡は、現在のFRB独立性や金融規制をめぐる議論の前提となる。
4

円相場が2年ぶり安値水準に下落 対ドルで一時161円80銭台

  • 円相場は対ドルで一時161円80銭台まで下落し、約2年ぶりの円安水準を付けた。ドルは主要通貨に対して全面高となった。
  • 米FRBの年内利上げ観測から日米金利差が意識され、日銀による1%への利上げ後も円売りの流れは止まらなかった。
  • 円安が続けば燃料や食料の輸入コストが上昇するため、市場では政府と日銀による円買い介入への警戒感が高まっている。
5

中国AI企業DeepSeekが約74億ドルを調達 評価額500億ドル超か

  • 中国のAI企業DeepSeekが初の外部調達で約74億ドル、約1.2兆円を集め、評価額は500億ドル、約8兆円を超えた。
  • 調達にはTencentやCATL、国家系AIファンドが参加し、創業者の梁文鋒が支配権を保つ仕組みが採用された。
  • 資金はモデル開発や計算資源の確保に充てられ、中国勢が国内資本で大型投資を進める新たな局面に入ったことを示している。
6

SpaceXがAI新興Reflectionと計算能力契約 最大63億ドル

  • SpaceXはオープンソースAI新興のReflectionと、最大63億ドル、約1兆円に上る計算能力の提供契約を結んだ。
  • ReflectionはColossus 2データセンターの設備を利用し、7月1日から月1.5億ドル、約240億円を支払う。
  • AI開発の制約が計算資源へと移行する中、SpaceXは宇宙事業に加えてデータセンター事業者としての収入源を開拓する。
7

SK Hynixの時価総額がSamsung超え 韓国のトップ企業に

  • SK Hynixは普通株ベースの時価総額でSamsung Electronicsを上回り、韓国で最も価値の高い上場企業となった。
  • AI向けHBM需要が株価を押し上げて終値で5.6%高となり、時価総額は約2080兆ウォンに達した。
  • HBMはNvidiaなどのAI半導体に不可欠であり、メモリー市場におけるSK Hynixの交渉力は一段と強まっている。

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