台湾当局がSupermicroを捜索 対中半導体密輸疑惑
- 台湾当局は米Super Micro Computerの台湾拠点などを捜索した。Nvidia製AI半導体を搭載したサーバーの中国向け不正輸出疑惑を調べている。
- 基隆地検が関係先3社と6人の住居を捜索した。対象名は非公表だが、同社は捜査への協力を表明した。
- 報道後に同社株は一時9%前後急落した。米国の対中半導体規制に関する企業リスクが再び意識され、供給網への監視が強まった。
ComcastがNBCUniversalとSkyを分離 独立上場へ
- 米ComcastはNBCUniversalとSkyを分離し、独立した上場会社にする計画を発表した。非課税スピンオフの手続き完了まで約1年を見込む。
- 新会社は映画・テレビ制作やテーマパーク事業などを抱える。一方のComcast本体は通信とブロードバンド事業に軸足を置く。
- 動画配信との競争でメディア事業の投資判断が難化している。分離によって通信とメディア部門がそれぞれ独自の資本政策を描けるようになる。
Rocket Labが衛星通信Iridiumを買収 約80億ドル
- 米Rocket Labは衛星通信会社Iridiumを買収することで合意した。買収額は企業価値で約80億ドル、1ドル160円換算で約1兆2800億円となる。
- Iridiumは低軌道衛星網とLバンド周波数を保有する。取引は株主と規制当局の承認を前提としており、2027年半ばに完了する見込みだ。
- Rocket Labは既存の打ち上げや衛星製造に通信サービスを加える。SpaceXのような垂直統合型の宇宙企業に近づくための動きとなる。
米最高裁がトランプ氏によるFRBクック理事の解任を阻止
- 米最高裁は、トランプ氏によるFRBのリサ・クック理事の解任を当面認めず、政府側の差し止め解除申請を退けた。
- 同理事は住宅ローン申請をめぐる疑惑を理由に解任を通告されていた。最高裁はFRB理事には通知と反論の機会が必要だと判断した。
- 最高裁は同日に別の独立機関幹部の解任については大統領権限を拡大した。FRBの独立性だけを強く守る姿勢を示した点が市場にとって重要だ。
EUが中国に貿易赤字削減を要求 10月までの成果設定
- EUの通商担当シェフチョビッチ氏は中国の王文濤商務相とブリュッセルで会談し、貿易不均衡の是正へ10月までに具体的な成果を求めた。
- EUが抱える対中財貿易赤字は2025年に約3606億ユーロまで膨らんでいる。EU側は貿易量の共同監視や市場アクセス改善を進める構えだ。
- 中国側から具体的な成果が示されない場合、EU内で対中防衛措置や調達見直しを求める圧力が一層強まる見通しだ。

東京都が女性活躍推進へ新指針 社員4割未満なら積極採用を
- 東京都は7月1日に女性活躍推進条例を施行する。女性労働者や女性管理職が4割未満の場合に対応の検討を求める指針を示した。
- 罰則よりも自主的な改善を重視する。事業者に対し、女性比率や平均勤続年数、残業時間、管理職比率、男女の賃金差の把握を促す内容だ。
- 都内企業は採用方針や評価・登用制度の改善を促される。人材不足が進む中、女性が働き続けやすい職場づくりが企業の経営課題だ。
音楽配信TIDALがAI生成曲の収益化を停止
- 音楽配信サービスのTIDALは、完全にAIで生成された楽曲の収益化を7月15日から認めないとする新たな方針を打ち出した。
- 対象となる楽曲にはAIバッジを付ける。実在するアーティストやグループになりすましたAI楽曲は、自動ツールで検出して削除する。
- AI曲の大量投稿は推薦枠や収益分配を圧迫している。TIDALは今回の措置により人間のアーティストへの支払いを守る姿勢を明確にした。




