2026年7月17日 朝の注目すべきニュース

1

Uber、2.4兆円でDelivery Hero買収へ 世界展開を拡大

  • UberはDelivery Heroに対し、総額148億ドル(約2.4兆円)の現金TOBを提案した。
  • 重複する14市場をSSW Partnersへ売却する一方、アジアや欧州などの食品配達事業を取り込む。
  • 買収成立でUberが配車と配達を同時提供する市場は34から58に増え、配達事業が収益の柱となる。
2

EU、GoogleにAndroidのAI機能や検索データの競合開放を命令

  • EUはデジタル市場法に基づき、GoogleにAndroid上のAI機能と検索データの競合への開放を命じた。
  • Geminiが巨大なAndroid利用者基盤を通じてAI市場で優位に立つことを警戒した措置である。
  • OpenAIなどが端末の音声起動などにアクセスできるようになり、EUでのAIサービスの選択肢が広がる。
3

中国のレアアース輸出規制、年6.5兆ドルの国外生産にリスク

  • IEAは中国のレアアース輸出規制が全面実施されれば、国外の年6.5兆ドルの下流生産がリスクに直面すると指摘した。
  • 中国は精製や磁石生産で圧倒的な供給力を持ち、自動車やハイテク、防衛、エネルギーなどの幅広い分野に影響が及ぶ。
  • メーカーは中国以外の調達先確保を進めるが、代替供給網の整備には時間がかかり、在庫と価格の管理負担が重くなる。
5

Gemini 3.5 Proの開発遅延か、Alphabet株が下落

  • GoogleのAIモデルGemini 3.5 Proの提供が予定より遅れていると伝わり、Alphabetの株価が下落した。
  • 5月のI/Oで翌月の提供予定と告知されていたが、現在はコーディング性能の改善に時間を費やしているとされる。
  • 遅れが長引けばAnthropicやOpenAIに開発者向け市場を奪われ、検索以外の成長への期待にも影響を及ぼす。
6

ウクライナのフェドロフ国防相が解任、軍トップとの対立か

  • ウクライナのゼレンスキー大統領がミハイロ・フェドロフ国防相を解任し、各地で抗議が起きるなど政権が揺れている。
  • ドローン技術と防衛調達改革で知られる同氏の解任理由は、軍トップのオレクサンドル・シルスキーとの対立とされる。
  • 国防省の改革停滞により調達の透明化や支援国との連携に不安が生じ、戦時の防衛産業にも直接的な打撃となる。
7

中国AI新興Moonshot、最大3兆パラメータの新モデル投入へ

  • 中国のAI新興Moonshotが、2兆から3兆パラメータ規模の中国最大級モデル「Kimi K3」を近く投入するとFTが報じた。
  • 同社のKimiは長文処理と低コストAPIで支持されており、現行のKimi K2.6は1兆パラメータ級の規模を持つ。
  • 新モデルが高い性能を発揮すれば、企業に米国勢以外の強力な選択肢をもたらし、AIモデル市場の価格競争も激化する。