2026年8月4日 夜の注目すべきニュース

1

トヨタが上限1兆円の自社株買いへ 2億株の自己株消却も

  • トヨタ自動車は8月4日、取得枠5億株、上限1兆円の自社株買いを決めた。期間は2026年8月5日から2027年8月4日までだ。
  • 同時に2億株の自己株式を消却する。2027年3月期第1四半期は売上高が10.4%増えた一方、営業利益は8.8%減少した。
  • 自社株買いは1株利益を押し上げる効果がある。利益見通しが上方修正されるなか、株主還元と資本効率を示す材料になる。
2

Palantirが好決算で株価上昇 米商用売上高は149%増

  • Palantirの株価が第2四半期決算を受けて上昇した。売上高は前年同期比93%増で、米商用売上高は149%増の7億6,400万ドルに達した。
  • 企業向けAIソフトの需要が伸び、同社は2026年の売上高見通しを引き上げた。米商用売上高の通期見通しも上方修正した。
  • 政府向けに強い同社が民間部門でも伸びている。AI投資が実際のソフトウェア契約に結びつく動きとして注目を集めている。
3

FAAがBoeingの「737 Max 7」を商用運航向けに認証

  • 米連邦航空局はBoeingの小型機737 Max 7を商用運航向けに認証した。機体の発表から約10年を経ての承認となる。
  • 2018年と2019年の墜落事故後、同機の認証監視は強化されていた。FAAはソフト更新や警報改善、エンジン防氷装置の見直しを求めた。
  • 今回の認証によりBoeingは納入へ進む。Southwest Airlinesなどの発注分を動かせれば、主力737シリーズの受注消化が進む。
4

Saudi Aramcoの第2四半期利益が33%増 原油高が販売減を補う

  • Saudi Aramcoの第2四半期利益が33%増となった。イラン戦争に伴う原油高が、ホルムズ海峡の混乱による販売量の減少を補った。
  • 同社の2026年上期の調整後純利益は672億ドルだった。4〜6月期の基本配当219億ドルは8月27日に支払われる。
  • 原油高は同社の配当余力を力強く支える。一方で、アジアの精製会社や輸入国には調達コストの上昇として跳ね返る。
5

Andurilがドローン艇建造でBaltimoreの造船所への投資を検討

  • Andurilは無人水上艇を生産するため、BaltimoreのSparrows Pointへの投資を検討している。防衛向け海上ドローンの量産が目的だ。
  • 同社は米海軍向け無人艇の量産で、米国内の造船インフラを活用する計画を進めている。投資先候補は港湾開発も進む産業用地だ。
  • 投資が実現すれば、米国防テックの製造能力が東海岸で広がる。海上無人機の需要増に対応する供給網づくりにつながる。
6

小米がメモリー高騰でスマホ1割値上げ 中国出荷は2割減予測

  • 小米はメモリー価格の高騰を受け、一部のスマートフォンを値上げした。中国メーカーの間で10〜30%の値上げが広がっている。
  • AIデータセンター向け需要でDRAMやNANDの需給が逼迫している。同等構成のメモリー価格が前年の約4倍になったと小米は説明した。
  • 端末価格の上昇は買い替えを遅らせる。中国スマホ市場では出荷減が見込まれ、低価格帯に強いメーカーほど販売計画を見直しやすい。

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