デジタル・サブスクリプションが急成長するNew York Times、その決算と落とし穴

公開日 2020年03月02日 07:49,

更新日 2020年03月02日 08:26,

有料記事 / テクノロジー

日本でも大手新聞社が課金へと舵を切っており、日本経済新聞やNewsPciksなどが成功例として挙げられるが、世界的に見れば課金メディアとして最も成功を集めているのがNewYorkTimes(NYT)だ。

彼らが1月に発表した投資家向けレポートによれば、2019年はデジタル収益の年間目標​として掲げた​8億ドルを1年前倒しで達成する「記録的な年」だった。

これは2015年に、当時約4億ドルだったデジタル収益を2020年までに倍へと引き上げるという野心的な目標を驚くべきスピードで達成したことを示しており、長年のデジタル戦略が実を結びつつあるということだろう。

NYTの驚異的な決算

下記の表から分かるように、NYTの決算は大きくサブスクリプションと広告に分けられ、それぞれにプリント版(紙面)とデジタルが含まれている。全体売上は、2018年の17億4859万ドルから2019年には18億1218万ドルまで大きく伸長した。

しかし注目は、デジタル・サブスクリプションからの売上が6000万ドル近い増加を見せているところだ。

続きを読む

この続き: 2,520文字 / 画像0枚

この記事を読むためには、月額980円のメンバーシップに参加するか単体購入が必要です。10日間の無料トライアルで、いますぐ読むことができます。

いますぐ無料トライアル

メンバーシップに関するご質問、決済や支払い方法などについては、「よくある質問」をご覧ください。

著者
編集長
1989年東京都生まれ。2015年、起業した会社を東証一部上場企業に売却後、2020年に本誌立ち上げ。早稲田大学政治学研究科 修士課程修了(政治学)。Abema TV『ABEMAヒルズ』、日テレ系『スッキリ』、現代ビジネス、TBS系『サンデー・ジャポン』などでもニュース解説をおこなう。関心領域は、メディアや政治思想、近代東アジア、テクノロジー時代の倫理と政治など。
最新情報を受け取る

ニュースレターやTwitterをチェックして、最新の記事やニュースを受け取ってください。

おすすめの記事