イーロン・マスクの Starlink、モバイル衛星通信に参入。何が凄いのか?

公開日 2022年09月02日 12:45,

更新日 2022年09月07日 14:48,

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イーロン・マスク氏率いる米・SpaceX は2022年8月25日、同社が提供する衛星インターネットサービスStarlink によって、モバイル通信の提供を始めることを発表した。

同社が保有する通信衛星を直接アンテナとして利用することで、海上や山間部など、インターネット環境のない僻地でもスマートフォンが使えるようになるという。

Starlink のモバイル衛星通信とはどのようなサービスで、世界にどのような変化をもたらすのだろうか?

発表内容

SpaceX が発表したのは、米通信キャリア大手 T-Mobile と提携し、SpaceX の衛星インターネット Starlink の第2世代衛星を使って、インターネット環境のない僻地でも携帯電話を利用可能にする計画(*1)

(*1)SpaceXの主な事業は、他にロケット研究開発やISSへの物資運搬・補給などをおこなう宇宙輸送サービスなどがある。

地球上のほとんどの場所で通信可能に

衛星そのものをモバイル通信の電波塔として利用する仕組みを使い、特別な機器や端末を使うことなく、スマートフォンと衛星を直接通信可能にする。地球軌道上を飛行する衛星群を組み合わせて地球全体をカバーすることで、地球上のほとんどの範囲でモバイル通信が利用できるようになる

これによって得られるのは、緊急時のスマートフォンの利便性の向上だ。海上や山間部、離島や砂漠などで遭難した際も、衛星通信経由で助けを求められるようになるほか、自然災害時のバックアップ通信手段などに利用できるという。

2023年から段階的にサービス拡大予定

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著者
シニア・エディター
早稲田大学政治経済学部卒業後、株式会社マイナースタジオの立ち上げに参画し、同社を売却。その後、The HEADLINEの立ち上げに従事。関心領域はテックと倫理、政治思想、東南アジアの政治経済。
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