Catherine, Princess of Wales( Foreign, Commonwealth & Development Office, CC BY 2.0 DEED) , Illustration by The HEADLINE

世界で若年性がんが増加、その原因とは?=英・キャサリン皇太子妃ががん公表

公開日 2024年03月25日 23:13,

更新日 2024年03月25日 23:18,

有料記事 / 社会

この記事のまとめ
💡英・キャサリン皇太子妃ががん公表、世界で若年性がんが増加傾向に

⏩ 全世界の若年性がんの発症数が過去30年で約80%増加
⏩ 医学界でも急速な注目、原因を探る研究成果の現状は?
⏩ 子どもにがんをどう伝えるかが今後の論点の1つに

2024年3月22日(現地時間)イギリス王室のキャサリン皇太子妃(42歳)が、がんの診断を受け、治療の初期段階にあることを公表した。

皇太子夫妻の公務を管理するケンジントン宮殿は、がんの種類や段階(ステージ)などを明かさなかったが、キャサリン皇太子妃は全快するだろうと述べている

一般にがんと聞けば、およそ50から60歳を超えた人々が直面する病気のように思えるかもしれない。しかし現在、キャサリン皇太子妃のように、50歳以下でがんを発症する人が世界的に増加している。2020年には、映画『ブラックパンサー』などで主演をつとめた俳優チャドウィック・ボーズマンが、4年にわたるがん闘病の末に亡くなった。43歳だった。

なぜ世界では、比較的若い年齢でがんを発症する人が増加しているのだろうか。

急増している若年性がん

若年性がんとは、多くの場合、50歳未満の成人が発症するがんと定義される(*1)。現在、若年性がんが世界で広がっていることが、複数の研究で示唆されている。

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✍🏻 著者
シニアリサーチャー
早稲田大学政治学研究科修士課程修了。関心領域は、政治哲学・西洋政治思想史・倫理学など。
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