奈良県、大雨に関する気象情報が更新
公開日 2024年05月27日 05:35,
更新日 2024年05月28日 17:42
発表から1日以上が経過した情報です。
5月28日16時28分、奈良地方気象台は、奈良県に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために発表していた気象情報を更新した。
奈良地方気象台の発表内容
奈良県では28日夜遅くまで低い土地の浸水、河川の増水、土砂災害に十分注意してください。
四国付近には前線を伴った低気圧があって、東北東に進んでいます。今後、低気圧は発達しながら西日本から東日本の太平洋側を進む見込みです。低気圧や前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、前線の活動が活発となり、奈良県では大気の状態が非常に不安定となっています。
雨雲が予想より発達した場合や停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。
雨の実況
降り始め（27日4時）から28日16時までの降水量（アメダスによる速報値）
十津川村葛川 142.5mm
下北山村佐田 122.5mm
十津川村風屋 119.5mm
上北山村小橡 100.0mm
葛城市寺口 82.5mm
雨の予想
奈良県では、28日夜のはじめ頃にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。特に南部では夕方は非常に激しい雨が降るでしょう。
28日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 40mm
南部 50mm
28日18時から29日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 20mm
南部 50mm
防災事項
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
落雷や突風に注意してください。
補足事項
本号で終了しますが、急な気象状況の変化があれば随時お知らせします。
今後発表する防災気象情報に留意してください。
訂正箇所
見出し文の「夜遅くまで」は「28日夜遅くまで」の誤りでしたので、訂正します。
本文に、「雨雲が予想より発達した場合や停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。」を追加しました。
2024/05/28 16:28 奈良地方気象台 発表
