米CPI、3月は前月比で2022年以来の大幅な伸び-コアは予想下回る
- 3月の米CPIは前月比0.9%、前年比3.3%上昇し、月次では2022年以来の大きな伸びとなった。
- イランとの戦争でガソリンが急騰しエネルギーが上昇分の多くを占め、コア指数は前月比0.2%と予想の0.3%を下回った。
- この物価上昇は家計と企業の負担を強め、FRBの金融政策や株式・債券市場に影響する重要なシグナルである。



米イラン、11日パキスタンで協議へ ホルムズ海峡の管理で主張対立
- 米国とイランが11日、パキスタンのイスラマバードでホルムズ海峡などを巡る直接協議を行う予定である。
- 焦点は航行制限が続くホルムズ海峡であり、米国は完全開放を求め、イランは管理継続や通航条件の設定を主張している。
- 世界の原油の約2割が同海峡を通過しており、その管理を巡る合意は各国経済と企業活動にとって重大事である。


習氏、台湾の国民党と「独立反対」で一致 与党の頭越しにトップ会談
- 習近平氏が北京で台湾野党・国民党の鄭麗文主席と会談し、台湾独立に反対する立場で一致した。
- 中国は与党・民進党との対話を中断しており、頼清徳総統は国民党が国会協議を避けて訪中したと批判している。
- 台湾海峡の安定は、台湾が最先端半導体の主要生産地であることもあり、世界のサプライチェーンと景気に影響する重大な要因である。


氷見野日銀副総裁、毎回会合で適切に政策判断-中東長期化ならジレンマ
- 氷見野良三日銀副総裁は10日の国会で、物価上昇と景気減速が同時に起きると金融政策はジレンマになると述べた。
- 中東情勢の長期化で原油高が続けば、物価を押し上げつつ家計や企業を圧迫し、日本経済を下押しするおそれがあると説明した。
- 日銀は4月27~28日の金融政策決定会合など、毎回の会合で経済と物価の状況を点検し、利上げを含めて適切に政策判断していく姿勢を示した。



ベッセント米財務長官、Anthropicモデルのサイバーリスク巡り米銀CEO招集
- 米財務長官ベッセントがAnthropicの新AIモデルのサイバーリスクを協議するため、米大手銀行CEOを緊急招集した。
- 同モデルは主要OSやブラウザなどで数十年前から残る脆弱性を多数見つけたとAnthropicが明らかにした。
- 金融システムの安定と銀行のサイバー防御に直結し、AI活用ビジネスのリスク管理が急務となっている。



片山財務相、為替市場でも投機的動き高まる-あらゆる方面で万全対応
- 片山財務相が衆院委で、円相場を巡る投機的な動きが高まり、あらゆる方面で万全の対応を取ると述べた。
- 中東の戦闘で原油価格が高止まりし、東京市場のドル円は159円台前半と、円安が続いている。
- 円安と投機的な値動きが家計や企業の輸入コストに影響するため、為替介入を含む当局の対応が市場にとって重要である。
欧州空港業界、数週間内にも燃料危機の恐れ EUに緊急対策要請
- 欧州の空港業界団体が、3週間以内に航空燃料が不足するおそれがあるとして、EUに緊急対策を求めた。
- 中東紛争でホルムズ海峡が封鎖され、欧州向けのジェット燃料供給が細り、価格も急上昇している。
- 燃料危機が現実化すれば、夏の航空便の運航や観光需要に支障が出て、欧州経済にも大きな打撃となる。




オープンAIのアルトマンCEO自宅に火炎瓶、警察は容疑者拘束
- サンフランシスコのサム・アルトマン自宅に火炎瓶が投げられ、門の一部が燃えたが、負傷者はいなかった。
- 警察は20歳の男を拘束し、OpenAI本社での放火の脅しとの関連も含め、動機などを調べている。
- AIを巡る議論が続く中、影響力の大きいサム・アルトマンとOpenAIに対する攻撃として報じられている事件である。




露ウ 双方が復活祭停戦の実施表明
- ロシアとウクライナが、正教会の復活祭に合わせて32時間の停戦を行うと合意した。
- 戦争は4年以上続き、和平協議は難航しており、昨年の復活祭停戦も双方の違反主張で短期間に終わった。
- 停戦が予定される11日には、米国がロシア産原油制裁免除の延長可否を判断する期限も来ており、エネルギー企業の調達や価格リスク管理に関わる局面である。



携帯料金、値下げ合戦の終焉 ドコモ、auに続きSBも値上げを発表
- ドコモとauが主力プランを値上げした流れに続き、ソフトバンクも2026年7月から月額最大550円の値上げを発表した。
- 菅政権の「4割値下げ」発言以降続いた携帯料金の値下げ競争は、5Gなどの投資負担の増加で値上げ局面へ転じたと分析されている。
- 大手3社の料金が一斉に上がることで、利用者と企業の通信コストに影響が出る重要なニュースだ。




