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なぜ東京の出生率は全国と比べて低いのか?0.99ショックの背景にある理由

公開日 2024年06月10日 16:09,

更新日 2024年06月10日 16:09,

有料記事 / 社会問題・人権

この記事のまとめ
💡東京都の出生率が全国最低の0.99ショック、理由は?

⏩ 全国で最も高いレベルの未婚率・晩婚率
⏩ 経済的負担が高く、教育支出は全国平均の約2倍に
⏩ AI マッチングアプリなどの打開策が功を奏するか問われる

6月5日、厚生労働省の人口動態統計が発表され、2023年の日本の合計出生率は1.20となり、1947年に統計を取り始めて以降最低の値を記録した。EV 大手・Tesla のイーロン・マスクCEO も、かねてより日本の少子化を懸念しており、「いずれ日本は消滅してしまう」と述べている。

都道府県別の合計特殊出生率は、すべての都道府県で2022年と比べて低下しており、最も低かったのは東京都の0.99だ(最も高かったのは沖縄県の 1.60)。1を下回っているのは、全国の都道府県で東京都のみであり、小池百合子都知事は「きわめて厳しい数字」と述べ、林芳正官房長官も「危機的な状況」と指摘している。

なぜ、全国の中でも東京の出生率は低いのだろうか。

東京都の出生率が特に低い理由

東京都の出生率が、全国的に見ても低い理由は、大きく2つの視点から理解することができる。具体的には(1)人口学的要因(2)経済的要因だ。

1. 人口学的要因

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✍🏻 著者
シニアリサーチャー
早稲田大学政治学研究科修士課程修了。関心領域は、政治哲学・西洋政治思想史・倫理学など。
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