デルタ株により、世界はいまどのような状況にあるのか?

公開日 2021年08月06日 20:24,

更新日 2021年08月06日 20:26,

有料記事 / 社会

5日、感染者が全国で初めて1万5,000人超えるなど、全国的な感染拡大が止まらない新型コロナウイルス。その背景にあるのは、8月初旬時点で関東で約90%、関西で約60%に達したと推計されるデルタ株だ。

そもそもデルタ株とは何であり、なぜこれほど感染が拡大しているのか?そして、これまでと何が異なり、世界は今どのような状況にあるのだろうか?

デルタ株とはなにか

デルタ株は、2020年末にインドで最初に特定された変異株の一種だ。新型コロナウイルスB.1.617系統(SARS-CoV-2 lineage B.1.617)であり、当初は二重変異株と呼ばれていた。昨年9月に英国で特定されたアルファ株に続いて、変異株の中では最も注目を集めるウイルスとなっている。

日本国内では、2021年4月20日に初めてデルタ株が検出されたが、5月にはフランスやギリシャ、そして英国など欧州各国でも広がり、6月には米国全域でも検出されるようになった。

その後、国内では6月初旬からデルタ株による市中感染が確認されはじめ、7月末には首都圏など1都3県で急拡大する状況となった。

何が違うのか?(感染力・重症化・ワクチン)

デルタ株の特徴については、大阪大学医学部 感染制御学の忽那賢志が

  1. デルタ型の感染力は従来のウイルスより大幅に増している
  2. デルタ型変異ウイルスに感染すると重症化しやすい
  3. ワクチン接種しても感染することはあるが、重症化は防げる

という3つの特徴を挙げている。

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✍🏻 著者
編集長
1989年東京都生まれ。2015年、起業した会社を東証一部上場企業に売却後、2020年に本誌立ち上げ。早稲田大学政治学研究科 修士課程修了(政治学)。日テレ系『スッキリ』月曜日コメンテーターの他、Abema TV『ABEMAヒルズ』、現代ビジネス、TBS系『サンデー・ジャポン』などでもニュース解説をおこなう。関心領域は、メディアや政治思想、近代東アジア、テクノロジー時代の倫理と政治など。わかりやすいニュース解説者として好評。
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