長野県、大雨と雷及び降ひょうに関する気象情報が更新
公開日 2025年08月08日 15:57,
更新日 2025年08月11日 15:57

8月11日15時55分、長野地方気象台は、長野県に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために発表していた気象情報を更新した。
長野地方気象台の発表内容
長野県では、13日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
気象概況
前線が黄海付近から東日本の日本海側を通って日本の東へのびています。前線は、13日にかけて東日本の日本海側から東北南部付近に停滞するでしょう。
長野県では、前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で、12日夕方にかけて、大気の状態が不安定となる見込みです。また、これまでに降った雨により地盤の緩んでいる所があるため、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
雨の実況
降り始め(9日23時)から11日15時までの降水量(アメダスによる速報値)
王滝村御嶽山 366.0mm
松本市上高地 160.0mm
松本市奈川 127.0mm
木曽町開田高原 113.0mm
南木曽 104.5mm
阿智村浪合 101.0mm
雨の予想
長野県では、12日夕方にかけて、断続的に雷を伴った激しい雨の降る所があるでしょう。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
11日に予想される1時間降水量は多い所で、
北部 30mm
中部 30mm
南部 40mm
12日に予想される1時間降水量は多い所で、
北部 30mm
中部 30mm
南部 30mm
11日18時から12日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
北部 100mm
中部 120mm
南部 150mm
その後、12日18時から13日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
北部 50mm
中部 50mm
南部 60mm
防災事項
長野県では、13日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。落雷、突風にも注意してください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意が必要です。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
次の「大雨と雷及び降ひょうに関する長野県気象情報」は、12日6時頃に発表する予定です。
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