青森県、大雨と雷及び突風に関する気象情報が更新
公開日 2025年08月18日 16:07,
更新日 2025年08月21日 06:14
8月21日6時10分、青森地方気象台は、青森県に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために発表していた気象情報を更新した。
青森地方気象台の発表内容
青森県では、大雨の峠は越えましたが、これまでに降った雨の影響により、地盤の緩んでいる所や増水している河川があります。21日朝は、土砂災害、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうに注意してください。
気象概況
前線が日本海から東北地方を通って、日本の東にのびており、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいます。青森県では、21日5時までの48時間降水量が200mm以上となり、8月の平年の1か月の降水量を超える記録的な大雨となっている所があり、大雨災害の危険度が高まっている所があります。21日は前線が東北地方をゆっくり南下し、東北地方では大気の非常に不安定な状況が続くでしょう。
このため、青森県では、強い雨が降り、雷の発生する所がある見込みです。
また、青森県では24日頃は、再び低気圧や前線の影響で、津軽を中心に警報級の大雨となる可能性があります。
雨の実況
21日05時現在の48時間降水量(アメダスによる速報値)
十和田市休屋 294.5mm
東通村小田野沢 145.5mm
三戸 135.0mm
新郷村戸来 119.5mm
平川市温川 113.0mm
なお、十和田市休屋では48時間降水量が観測史上1位の値を更新しています。
防災事項
これまでに降った雨の影響により、地盤の緩んでいる所や増水している河川があるため、少しの雨でも大雨災害の危険度が高まるおそれがあります。
青森県では、21日朝は、土砂災害、河川の増水や氾濫に警戒してください。
また、青森県では、21日朝は、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうによる農作物や農業施設等への被害に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)に関しては「気象庁ホームページ」などを確認してください。
これで、「大雨と雷及び突風に関する青森県気象情報」は終了します。
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