奄美地方(鹿児島県)、発達する熱帯低気圧に関する気象情報が更新

公開日 2025年08月18日 17:15,

更新日 2025年08月19日 11:24

発表から1日以上が経過した情報です。

8月19日11時20分、名瀬測候所は、奄美地方(鹿児島県)に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために発表していた気象情報を更新した。

名瀬測候所の発表内容

沖縄の南にある熱帯低気圧は台風に発達する可能性は小さくなりましたが、今後21日にかけて東シナ海を北上する見込みです。奄美地方では、20日明け方にかけて土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。また、20日夜遅くにかけて落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

気象概況

熱帯低気圧は、19日09時には沖縄の南にあって、ゆっくりとした速さで北北東へ進んでいます。

この熱帯低気圧は台風に発達する可能性は小さくなりましたが、奄美地方では、熱帯低気圧周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。このため、奄美地方では局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれがあります。

雨の予想

奄美地方では、20日にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が断続的に降る見込みです。雨雲が予想以上に発達した場合や同じ場所で激しい雨が降り続いた場合には、大雨警報を発表する可能性があります。

19日に予想される1時間降水量は多い所で、

北部 40mm

南部 40mm

十島村 30mm

20日に予想される1時間降水量は多い所で、

北部 40mm

南部 30mm

十島村 30mm

19日12時から20日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、

北部 120mm

南部 120mm

十島村 80mm

波の予想

19日に予想される波の高さ

北部 2.5m うねりを伴う

南部 3m うねりを伴う

20日に予想される波の高さ

北部 2.5m うねりを伴う

南部 2.5m うねりを伴う

防災事項

注意事項:土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、うねりを伴った高波、落雷、竜巻などの激しい突風

発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

補足事項

今後、発表する警報、注意報、気象情報などに留意してください。土砂災害や浸水害、洪水災害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。

これで「発達する熱帯低気圧に関する奄美地方(鹿児島県)気象情報」は終了しますが、今後「大雨と突風に関する奄美地方(鹿児島県)気象情報」を19日16時30分頃に発表する予定です。

お知らせ

令和7年7月3日の地震で揺れの大きかった十島村では、大雨警報・注意報の土壌雨量指数基準を通常より引き下げた暫定基準で運用しています。

2025/08/19 11:20 名瀬測候所 発表

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