石川県、大雨に関する気象情報が更新
公開日 2024年07月07日 05:49,
更新日 2024年07月11日 11:56
7月11日11時41分、金沢地方気象台は、石川県に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために発表していた気象情報を更新した。
金沢地方気象台の発表内容
加賀では、11日夕方にかけて、土砂災害に注意・警戒してください。
気象概況
梅雨前線が華中から本州付近を通って日本の東にのびています。前線上の日本の東には低気圧があって、東北東に進んでいます。11日は前線が本州付近を南下する見込みです。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでおり、加賀では11日夕方にかけて大気の不安定な状態が続くでしょう。
大雨の峠は越えましたが、これまでの雨や令和6年能登半島地震の影響により地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まる可能性があります。
雨の実況
降り始め(8日23時)から11日11時までの降水量(アメダスによる速報値)
輪島 107.0mm
白山市白峰 97.0mm
珠洲 81.5mm
輪島市三井 73.0mm
輪島市門前 63.5mm
七尾 61.0mm
加賀中津原 60.5mm
輪島市舳倉島 59.5mm
白山市河内 55.0mm
金沢 49.5mm
防災事項
加賀では、11日夕方にかけて、土砂災害に注意・警戒してください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
これで「大雨に関する石川県気象情報」は、終了します。
お知らせ
令和6年能登半島地震に伴い、石川県では大雨警報・注意報の土壌雨量指数基準や洪水警報・注意報の流域雨量指数基準および高潮警報・注意報の基準を通常より引き下げた暫定基準で運用している市町があります。