イラン、米国の停戦案を拒否 ホルムズ海峡「主権」など5項目を逆提案
- イランは米国の15項目の停戦案を拒否し、戦争終結の条件として5項目を示したと国営メディアが伝えた。
- 米国案は停戦と制裁緩和などを盛った15項目である。仲介役パキスタン経由でイランに提示された。
- ホルムズ海峡は世界原油の約2割が通る要衝であり、その主権や通航条件を巡る対立は原油価格と企業コストを通じて世界経済に直結する。



米中首脳会談、北京で5月中旬に 中東情勢で延期 習氏も訪米へ
- 米中両政府は、北京で5月14〜15日に首脳会談を開く計画である。
- 会談は当初3月末〜4月初旬に予定されていた。中東でのイラン戦争への対応を優先し、米側が延期を求めた経緯がある。
- 習近平国家主席は年内に米国を訪問する予定である。相互訪問は、通商や安全保障を巡る米中関係の節目となる。

未成年SNS依存「メタ、Googleに責任」中毒招くアルゴリズム 米地裁
- 米ロサンゼルス地裁陪審が、SNS依存になった女性の訴えを認め、MetaとGoogleに中毒性アルゴリズム設計の責任があると判断した。
- 原告は子どもの頃からYouTubeとInstagramを長時間利用し、仕組みによって利用がやめられず、心の病気が悪化したと訴えた。
- 判決は同様の訴訟やSNS規制強化に影響を与える判決である。


政府、暫定予算案を27日に閣議決定へ 当初予算の年度内成立は困難
- 政府は27日に暫定予算案を閣議決定し、当初予算が年度内に成立しない期間の財政運営をつなぐ方針である。
- 通常国会冒頭の衆院解散と総選挙で審議が遅れ、暫定予算が組まれれば2015年度以来11年ぶりとなる。
- 暫定予算中は新規事業の支出が抑えられ、高校無償化や補助金、公的投資の開始が遅れれば、企業や自治体の資金繰りに影響する。


トランプ氏、科学技術の助言組織にメタCEOら任命 テックと接近
- トランプ大統領が科学技術助言機関PCASTの委員に、Metaのマーク・ザッカーバーグCEOらテック幹部を任命した。
- PCASTはAIや経済、教育、安全保障などで大統領に科学技術政策を助言する役割を持つホワイトハウス組織である。
- テック幹部が政府の科学技術政策決定に加わることで、産業と政権の結び付きが強まった点で重要である。



スペースXが12兆円調達目指す、過去最大のIPO計画に-関係者
- SpaceXが約12兆円を調達するIPOを計画し、過去最大規模の新規株式上場となる計画である。
- SpaceXはロケット打ち上げと衛星通信事業を行い、2026年にAI企業xAIを買収して企業価値が約1.25兆ドル規模となった。
- 12兆円はSaudi Aramcoの世界最大IPOを超え、世界のIPO記録を塗り替える水準である。


マスク氏が「米国版TSMC」構想、総投資2000兆円試算 AI半導体で賭け
- マスク氏がAIチップ大量生産のため「米国版TSMC」構想を掲げ、総投資を約2000兆円と日経が試算した。
- 同氏はテキサス州で約3.2兆円規模のAIチップ工場「Terafab」計画を打ち出し、自社向け半導体を一貫生産する方針を示した。
- 同氏は世界のAIチップ供給が不足しているとし、自前生産で需要に応じる必要性を強調した。



ソニー・ホンダのEV発売中止 開発困難にした戦略見直しと世界市場
- ソニー・ホンダモビリティが初のEV「アフィーラ1」の開発と発売を中止し、予約金も全額返金すると25日に公表した。
- 背景には、ホンダが3月12日に北米向けEV3車種の計画を打ち切り、EV需要鈍化などを理由に電動化戦略を大きく見直したことがある。
- 日本企業のEV投資の難しさが浮き彫りとなり、自動車産業の戦略に影響する案件である。



米輸入物価、2月は約4年ぶり大幅上昇 中東紛争でエネ急騰
- 2月の米輸入物価指数が前月比で大きく上昇し、約4年ぶりの伸びとなった。
- 背景には、米国とイスラエルによるイラン攻撃など中東紛争で原油などエネルギー価格が急騰したことがある。
- 輸入品の値上がりで企業の仕入れコストがかさみ、インフレや金融政策を判断するうえで重要な経済指標となっている。
Metaが買収したAI企業Manus幹部、中国から出国禁止
- 中国当局がAI企業Manusの創業幹部2人に出国禁止措置を科し、Metaによる約20億ドル買収の審査を続けている。
- Manusは中国発で後に本社をシンガポールへ移し、中国で開発したAI技術への輸出規制適用が焦点となっている。
- この事例は、中国発AI企業や買収側企業にとって、国境をまたぐ取引と人材移動のリスク拡大を示す。
