トランプ氏、イラン協議期限を延長 米国株は2カ月ぶりの大幅安
- トランプ大統領がイラン協議の期限と電力施設攻撃の猶予を4月6日まで延長し、その日に米国株が大きく下落した。
- 米国とイランは2月末から戦闘状態にあり、パキスタンなどが仲介して停戦や和平交渉入りを探っている。
- エネルギー施設攻撃は戦争激化と原油高を招くため、攻撃再開か猶予延長かは世界の企業活動や金融市場の大きなリスクとなっている。
米国のインフレ率は今年4.2%へ、イラン戦争が影響-OECD最新予測
- OECDが最新見通しで、米国の2026年インフレ率が4.2%になると予測した。
- 背景にはイラン戦争で原油やガスが高騰し、前回より米国とG20の物価見通しが引き上げられたことがある。
- エネルギー発の物価上振れリスクが強まり、各国の金融政策や企業・家計のコスト負担に大きな影響が出る可能性が示された。
トランプ氏、パウエル議長捜査を開始した当局者は「勇気を示した」と発言
- トランプ大統領は、パウエルFRB議長の捜査を始めた当局者は「勇気を示した」と語った。
- 直前に連邦地裁のボーズバーグ判事が、捜査の召喚状は金利引き下げか辞任を迫る不当な圧力だとして取り消した。
- 捜査と大統領の発言は、FRBの独立性や金利決定への政治介入リスクを巡る懸念を一段と高めている。


アングル:日銀ターミナルレート予想上振れ、原油高を懸念 円金利にテールリスク
- 市場で日銀の最終利上げ水準(ターミナルレート)予想が上がり、原油高への警戒が強まっている。
- ターミナルレートは利上げの打ち止め水準であり、その予想の上振れは将来の金利がより高くなる見方を意味する。
- 円金利に思わぬ急上昇リスクがあるため、企業の資金調達コストや国債市場の安定に影響し得るニュースである。
米銀のプライベートクレジット融資8割増 高利狙いも、60兆円の火種
- 米銀のプライベートクレジット向け融資残高が8割増の約60兆円規模となり、新たなリスクとみなされている。
- 背景には、危機後の規制強化で銀行貸し出しが抑えられ、高利回りを求める資金がファンド経由の融資に集まったことがある。
- 銀行がファンドに融資する構図で信用が二重に積み上がり、景気悪化時に損失が連鎖しやすい構造である。
AIデータセンター、地域の反対で計画減速 ウォール街も注視
- AI向けデータセンターの建設が各地で住民の反対を受け、計画の遅延や中止が相次いでいる。
- 電力や水の大量消費、騒音などへの懸念から、環境団体や住民が訴訟や抗議で数兆円規模の計画を止めている。
- 計画の遅れはAI成長への期待や株価に影響するため、投資家は電力制約と地域の反発を重要なリスクとして見ている。


Fannie Mae、初の暗号資産担保付き住宅ローン受け入れ
- Fannie Maeが、暗号資産を頭金の担保に使う新しい住宅ローン商品を初めて受け入れる。
- 背景には、2025年にFHFAが暗号資産をローン審査で資産として扱う検討を命じた規制方針の変化がある。
- 巨額の住宅ローンを扱うFannie Maeが暗号資産担保ローンを認めたことで、公的な住宅金融で暗号資産を使う道が開かれた。
欧州各国とカナダの防衛費、25年に20%増=NATO年次報告
- NATO年次報告で、欧州加盟国とカナダの防衛費が2025年に前年より20%増となった。
- 2014年の国防費GDP2%目標とロシアのウクライナ侵攻後の不安が、防衛費増加を後押ししている。
- 全加盟国が25年に2%目標を達成し、35年までのGDP5%目標も加わることで、防衛産業への需要と各国財政の負担が一段と増える。

空飛ぶクルマ商用運航へ 政府調整
- 政府が空飛ぶクルマの商用運航に向け、4月にも官民投資ロードマップをまとめる方針である。
- 政府案では2020年代後半に一部都市で二地点間の商用運航を始め、2030年代前半に広いネットワークの形にする計画である。
- 2040年ごろに国内外で約1500億円市場を狙い、日本企業の得意なマルチコプター型で海外展開を進める戦略が重要である。




