米・イラン、停戦模索の中でも相互攻撃が継続
- 米軍は週末、イラン南部ゴルークとケシュム島のレーダー・ドローン指揮施設を攻撃し、イラン革命防衛隊も報復攻撃を発表した。
- 米側はMQ1無人機の撃墜への自衛措置と説明しており、両国はなお停戦の正式化を模索している。
- ホルムズ海峡周辺での攻撃が続けば、原油輸送の保険料や海運コストが上昇し、エネルギー価格の不安定要因となる。

ネタニヤフ首相がベイルート南郊攻撃を命令 ヒズボラと激化
- イスラエルのネタニヤフ首相は、ヒズボラのロケット攻撃への対応として、ベイルート南郊ダヒヤの標的攻撃を軍に命じた。
- 前日にはイスラエル地上部隊が26年ぶりにレバノン南部の要衝を制圧したとされており、米国による停戦仲介も行き詰まっている。
- 首都近郊への攻撃拡大でレバノン停戦の実現はさらに遠のき、中東リスクが航空・物流・保険などの企業コストに上乗せされる。

日経平均が連日の最高値 6万6934円で終値、AI・半導体株に買い
- 日経平均株価は6月1日、前週末比604円83銭高の6万6934円33銭で終え、連日で最高値を更新した。
- AI・半導体関連の値がさ株に買いが集中し、ソフトバンクグループなど一部銘柄が指数を大きく押し上げた。
- 一方でTOPIXは下落しており、上昇の広がりは限定的で、指数高と個別株の温度差を見極める局面が続いている。



NvidiaがPC向けAIスーパーチップ「RTX Spark」発表 AppleとIntelに挑む
- Nvidiaは台北のComputexで、Windows PC向けAIスーパーチップ「RTX Spark」を発表した。
- Microsoftと連携し、AIエージェントを端末内で処理する用途を狙う製品で、最大128GBの統合メモリーを備える。
- GPU大手がPCの主役部品に参入することで、IntelやAppleだけでなく、PCメーカーの調達戦略にも影響が及ぶ。


中国外務省、小泉防衛相発言に反発し日中対話を「誠意なし」と拒絶
- 中国外務省は6月1日、小泉進次郎防衛相の発言に反発し、日本側からの対話呼びかけを「誠意なし」として退けた。
- 小泉氏は前日のシャングリラ会合で、防衛力強化を継続しつつ中国を含む関係国と対話を進めると述べていた。
- 日中の防衛対話が細れば偶発事案の連絡経路が弱まり、中国事業を持つ日本企業にも政治リスクが重くなる。
トランプ氏名義の口座で3700件超の証券取引 政策関連企業も含む
- 米政府倫理局への申告書類で、トランプ氏名義の口座が2026年1〜3月に3700件超の証券取引を行っていたことが判明した。
- 取引総額は少なくとも2億ドル(約320億円)を超え、NvidiaやBoeingなど政策と関わる企業の銘柄も含まれていた。
- 在任中の株取引は法律上禁止されていないが、大統領の政策判断と保有株の関係が企業統治上の論点として浮上した。


中国が対外投資規制を強化 AI・技術の海外移転に審査
- 中国は対外投資の新規則を設け、輸出管理対象の技術やデータを海外で移転・利用する際の審査を強化した。
- 背景にはMetaによるAI企業Manusの買収差し止めがあり、当該案件は25億ドル(約4000億円)規模とされる。
- 中国発のAI企業や半導体技術の海外売却には北京の承認が取引条件となり、M&Aの期間と価格の不確実性が高まる。

フラット35の最低金利が初めて3%超え 6月適用分で3.21%に
- 長期固定住宅ローン「フラット35」の6月適用金利で、21〜35年返済の最低金利が3.21%となった。
- 現行制度が始まった2017年10月以降、最低金利が3%を超えるのは初めてで、長期金利の上昇が反映された。
- 固定型の返済負担増加により住宅購入者は借入額を抑える動きが出やすく、住宅会社は販売計画の修正を迫られる。



マレーシアで16歳未満のSNS禁止スタート 違反事業者に最大約4億円の罰金
- マレーシアは6月1日、16歳未満によるSNSアカウント保有を禁じる新ルールの運用を開始した。
- Facebook、Instagram、TikTok、YouTubeなど大手事業者は年齢確認が義務付けられ、既存利用者も段階的に対象となる。
- 違反企業への罰金は最大1000万リンギ(約4億円)で、各社は登録手順とデータ保護の設計変更を急いでいる。


政府、官公需の"買いたたき"調査を拡大 取引Gメンを1000人体制に
- 政府は、国や自治体など公的機関から民間企業への発注で"買いたたき"がないか調査を拡大する方針を示した。
- 取引Gメンなどを1000人体制に増強して中小企業14万社を調べる。官公需における価格転嫁率は52.1%にとどまっている。
- 公共契約の単価見直しが進めば中小企業の採算と賃上げ余地が改善する一方、発注側には予算管理の負担増が生じる。


