鹿児島県(奄美地方を除く)、引き続き10日明け方にかけて線状降水帯および大雨災害の危険性
公開日 2025年06月09日 05:39,
更新日 2025年06月09日 23:04

6月9日22時53分、鹿児島地方気象台は、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性を発表した。鹿児島県(奄美地方を除く)では、九州南部では、10日明け方にかけて土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒する必要がある。
九州南部では、10日明け方にかけて土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。鹿児島県(奄美地方を除く)では、引き続き10日明け方にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。
気象概況
梅雨前線が華中から九州南部を通って日本の東にのびています。10日は前線がゆっくりと九州北部地方に北上し、九州に停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、鹿児島県(奄美地方を除く)では、大気の状態が非常に不安定となっています。
雨の実況
降り始め(8日00時)から9日22時までの降水量(アメダスによる速報値)
宮崎県
えびの市えびの高原 200.5mm
日南市酒谷 194.0mm
都城市菖蒲原町 193.0mm
鹿児島県(奄美地方除く)
指宿 435.0mm
肝付町前田 382.0mm
肝付町内之浦 321.5mm
雨の予想
九州南部では、10日昼前にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降る見込みです。
9日から10日にかけて予想される1時間降水量は多い所で、
宮崎県 30mm
鹿児島県(奄美地方を除く) 50mm
10日0時から11日0時までに予想される24時間降水量は多い所で、
宮崎県 150mm
鹿児島県(奄美地方を除く) 150mm
その後、11日0時から12日0時までに予想される24時間降水量は多い所で、
宮崎県 120mm
鹿児島県(奄美地方を除く) 120mm
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性のある地域と期間は、
鹿児島県(奄美地方を除く) 引き続き10日明け方にかけて
です。
防災事項
厳重警戒:土砂災害
警戒事項:低い土地の浸水、河川の増水や氾濫
注意事項:落雷、竜巻などの激しい突風
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
補足事項
今後、発表する警報、注意報、気象情報などに留意してください。また、土砂災害や浸水害、洪水災害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
次の情報は、10日5時頃に発表する予定です。
鹿児島地方気象台の発表内容
九州南部では、10日明け方にかけて土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。鹿児島県(奄美地方を除く)では、引き続き10日明け方にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。
気象概況
梅雨前線が華中から九州南部を通って日本の東にのびています。10日は前線がゆっくりと九州北部地方に北上し、九州に停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、鹿児島県(奄美地方を除く)では、大気の状態が非常に不安定となっています。
雨の実況
降り始め(8日00時)から9日22時までの降水量(アメダスによる速報値)
宮崎県
えびの市えびの高原 200.5mm
日南市酒谷 194.0mm
都城市菖蒲原町 193.0mm
鹿児島県(奄美地方除く)
指宿 435.0mm
肝付町前田 382.0mm
肝付町内之浦 321.5mm
雨の予想
九州南部では、10日昼前にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降る見込みです。
9日から10日にかけて予想される1時間降水量は多い所で、
宮崎県 30mm
鹿児島県(奄美地方を除く) 50mm
10日0時から11日0時までに予想される24時間降水量は多い所で、
宮崎県 150mm
鹿児島県(奄美地方を除く) 150mm
その後、11日0時から12日0時までに予想される24時間降水量は多い所で、
宮崎県 120mm
鹿児島県(奄美地方を除く) 120mm
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性のある地域と期間は、
鹿児島県(奄美地方を除く) 引き続き10日明け方にかけて
です。
防災事項
厳重警戒:土砂災害
警戒事項:低い土地の浸水、河川の増水や氾濫
注意事項:落雷、竜巻などの激しい突風
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
補足事項
今後、発表する警報、注意報、気象情報などに留意してください。また、土砂災害や浸水害、洪水災害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
次の情報は、10日5時頃に発表する予定です。
🚨 お住まいの方は、気象情報などにご注意下さい
- 崖や川の近くなど、危険な場所にいる方(土砂災害警戒区域や浸水想定区域など、災害が想定される区域にいる方)は、地元市町村から発令されている避難情報に従い、直ちに適切な避難行動をとってください。
- 周りの状況を確認し、避難場所への避難がかえって危険な場合は、少しでも崖や沢から離れた建物や、少しでも浸水しにくい高い場所に移動するなど、身の安全を確保してください。
- 市町村から避難情報が発令されていなくても、今後、急激に状況が悪化するおそれもあります。キキクル(危険度分布)や水位情報等の情報を確認し、少しでも危険を感じた場合には、自ら安全な場所へ移動する判断をしてください。
- 大雨の被害は、お住いの地域によって種類や危険度が異なります。たとえば河川の近くや低地は浸水被害、山沿いは土砂災害の危険性が高まります。またご高齢の方や避難に時間を要する方は、早めの避難開始が望ましくなっています。
💡 線状降水帯とは
線状降水帯とは、発達した雨雲(積乱雲)が組織化した積乱雲群が、数時間にわたりほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50~300km程度、幅20~50km程度の強い降水をともなう雨域のことです。
毎年のように線状降水帯による顕著な大雨が発生し、数多くの甚大な災害が生じています。周辺地域に住む方は、今後の気象情報や警戒情報に十分注意して下さい。
この記事は、情報収集サービス Station によって検知・制作されたものです。Stationでは、事件・事故や自然災害、サイバーセキュリティの情報を最速で検知・分析しています。
事業に必要な、あらゆるニュース・情報を提供する速報サービス
災害から物価・価格情報、マーケット情報、競合動向までを自由自在に収集・活用