宮崎県、大雨と落雷及び突風に関する気象情報が更新
公開日 2025年08月07日 16:41,
更新日 2025年08月07日 23:38

8月7日23時35分、宮崎地方気象台は、宮崎県に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために発表していた気象情報を更新した。
宮崎地方気象台の発表内容
宮崎県では、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。宮崎県では、8日明け方から8日昼前にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。
気象概況
九州北部地方にある前線が9日にかけて停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、宮崎県では9日にかけて大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
このため、宮崎県では9日にかけて、局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれがあります。
雨の実況
降り始め(6日21時)から7日23時までの降水量(アメダスによる速報値)
えびの市えびの高原 135.5mm
えびの市加久藤 114.5mm
都城市菖蒲原町 112.5mm
雨の予想
宮崎県では、8日昼前にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降るおそれがあります。
7日から8日にかけて予想される1時間降水量は多い所で、
南部平野部 40mm
北部平野部 20mm
南部山沿い 60mm
北部山沿い 30mm
8日0時から9日0時までに予想される24時間降水量は多い所で、
南部平野部 120mm
北部平野部 100mm
南部山沿い 150mm
北部山沿い 120mm
その後、9日0時から10日0時までに予想される24時間降水量は多い所で、
南部平野部 50mm
北部平野部 50mm
南部山沿い 100mm
北部山沿い 100mm
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
防災事項
厳重警戒:土砂災害
警戒事項:低い土地の浸水、河川の増水や氾濫
注意事項:落雷、竜巻などの激しい突風
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
市町村からの防災に係る情報に留意してください。
補足事項
次の情報は、8日05時30分頃に発表する予定です。
お知らせ
令和6年8月8日の地震で揺れの大きかった串間市、都城市では、大雨警報・注意報の土壌雨量指数を通常基準より引き下げた暫定基準で運用しています。
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