奈良県、大雨と突風及び落雷に関する気象情報が更新
公開日 2025年08月09日 07:01,
更新日 2025年08月10日 16:02

8月10日16時0分、奈良地方気象台は、奈良県に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために発表していた気象情報を更新した。
奈良地方気象台の発表内容
奈良県では、10日夜のはじめ頃から11日夜遅くにかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。11日夜遅くにかけて竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。
気象概況
前線が華中から西日本の日本海側を通って日本の東にのびており、前線上の朝鮮半島付近には低気圧があって東へ進んでいます。11日は、前線上の低気圧が西日本の日本海側を東北東へ進むでしょう。前線は12日にかけて、西日本の日本海側に停滞する見込みです。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、奈良県では、大気の状態が非常に不安定となり局地的に雷雲が発達するでしょう。
雨の予想
10日に予想される1時間降水量は多い所で、
南部 30mm
11日に予想される1時間降水量は多い所で、
北部 40mm
南部 40mm
10日18時から11日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
北部 100mm
南部 150mm
その後、11日18時から12日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
北部 50mm
南部 80mm
防災事項
南部では11日夕方にかけて、北部では11日明け方から昼過ぎにかけて、局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。雨雲が予想より発達した場合や停滞した場合には、10日夜のはじめ頃から11日夜遅くにかけて、警報級の大雨となる可能性があります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
奈良県では、11日夜遅くにかけて竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
次の「大雨と突風及び落雷に関する奈良県気象情報」は、11日6時頃に発表する予定です。
この記事は、情報収集サービス Station によって検知・制作されたものです。Stationでは、事件・事故や自然災害、サイバーセキュリティの情報を最速で検知・分析しています。
事業に必要な、あらゆるニュース・情報を提供する速報サービス
災害から物価・価格情報、マーケット情報、競合動向までを自由自在に収集・活用