沖縄本島地方、発達する熱帯低気圧に関する気象情報が発表
公開日 2025年08月18日 11:21,
更新日 2025年08月18日 11:22

8月18日11時10分、沖縄気象台は、沖縄本島地方に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために発達する熱帯低気圧に関する気象情報を発表した。
沖縄気象台の発表内容
沖縄の南の熱帯低気圧は沖縄近海を北へ進み、今後12時間以内に台風へ発達し、19日にかけて沖縄本島地方に接近する見込みです。雨雲の発達の程度によっては、沖縄本島地方では19日にかけて警報級の大雨となるおそれがあります。
気象概況
18日9時の観測によると、熱帯低気圧が宮古島の南南東約310kmの北緯22度10分、東経126度25分にあって、ゆっくりした速さで北北東へ進んでいます。中心の気圧は1008hPa、中心付近の最大風速は15m、最大瞬間風速は23mとなっています。
沖縄の南の熱帯低気圧は沖縄近海を北へ進み、今後12時間以内に台風へ発達し、19日にかけて沖縄本島地方に接近する見込みです。
雨の予想
18日に予想される1時間降水量は多い所で、
本島中南部 30mm
本島北部 30mm
久米島 30mm
19日に予想される1時間降水量は多い所で、
本島中南部 40mm
本島北部 40mm
久米島 40mm
18日12時から19日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、
本島中南部 120mm
本島北部 120mm
久米島 120mm
風の予想
18日に予想される風向・最大風速(最大瞬間風速)
本島中南部 南東の風 13m (23m)
本島北部 南東の風 13m (23m)
久米島 南東の風 13m (23m)
19日に予想される風向・最大風速(最大瞬間風速)
本島中南部 南東のち南の風 17m (25m)
本島北部 南東のち南の風 17m (25m)
久米島 東のち北東の風 17m (25m)
波の予想
18日に予想される波の高さ
本島中南部 3m うねりを伴う
本島北部 3m うねりを伴う
久米島 3m うねりを伴う
19日に予想される波の高さ
本島中南部 4m うねりを伴う
本島北部 4m うねりを伴う
久米島 4m うねりを伴う
防災事項
熱帯低気圧や熱帯低気圧から変わる台風の接近に伴い、沖縄本島地方では、18日夜から19日にかけて激しい雨の降る所がある見込みです。雨雲の発達の程度によっては、警報級の大雨となるおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
沖縄本島地方では、19日は強い風が吹き、沿岸の海域では19日にかけてうねりを伴いしける見込みです。強風や高波に注意してください。
沖縄本島地方では、19日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に十分注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
この情報は「大雨と雷及び突風に関する沖縄本島地方気象情報」を引き継ぐものです。
次の情報は、18日17時頃に発表する予定です。
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