沖縄本島地方、発達する熱帯低気圧に関する気象情報が更新
公開日 2025年08月18日 11:21,
更新日 2025年08月19日 11:18
        8月19日11時16分、沖縄気象台は、沖縄本島地方に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために発表していた気象情報を更新した。
沖縄気象台の発表内容
本島中南部と本島北部では、19日は警報級の大雨となる見込みです。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、久米島でも雨雲の発達の程度によっては警報級の大雨となるおそれがあります。なお、熱帯低気圧が台風に発達する可能性は小さくなりました。
気象概況
19日9時の観測によると、熱帯低気圧が沖縄の南の北緯26度00分、東経128度00分にあって、ゆっくりした速さで北北東へ進んでいます。中心の気圧は1010hPaとなっています。
なお、熱帯低気圧が台風に発達する可能性は小さくなりました。
雨の実況
降り始め(18日00時)から19日10時までの降水量(アメダスによる速報値)
粟国空港 85.5mm
渡名喜 64.0mm
東村平良 60.0mm
渡嘉敷村渡嘉敷島 51.5mm
雨の予想
19日に予想される1時間降水量は多い所で、
本島中南部 50mm
本島北部 50mm
久米島 40mm
19日12時から20日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、
本島中南部 100mm
本島北部 100mm
久米島 100mm
風の予想
19日に予想される風向・最大風速(最大瞬間風速)
本島中南部 南東のち南の風 15m (23m)
本島北部 南東のち南の風 15m (23m)
久米島 北東のち南西の風 15m (23m)
波の予想
19日に予想される波の高さ
本島中南部 3m うねりを伴う
本島北部 3m うねりを伴う
久米島 3m うねりを伴う
20日に予想される波の高さ
本島中南部 2.5m うねりを伴う
本島北部 2.5m うねりを伴う
久米島 2.5m うねりを伴う
防災事項
沖縄本島地方では、熱帯低気圧の影響で19日は非常に激しい雨や激しい雨が降り、本島中南部と本島北部では警報級の大雨となる見込みです。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、久米島でも雨雲の発達の程度によっては警報級の大雨となるおそれがあります。
沖縄本島地方では、19日は強い風が吹く見込みです。また、沿岸の海域では20日にかけてうねりを伴い波が高い見込みです。強風やうねりを伴った高波に注意してください。
沖縄本島地方では、20日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に十分注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
これで「発達する熱帯低気圧に関する沖縄本島地方気象情報」は終了しますが、今後は「大雨と雷及び突風に関する沖縄本島地方気象情報」を19日17時頃に発表する予定です。
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