鹿児島県(奄美地方を除く)、引き続き22日昼過ぎにかけて線状降水帯および大雨災害の危険性
公開日 2025年08月21日 11:15,
更新日 2025年08月22日 05:16

8月22日5時11分、鹿児島地方気象台は、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性を発表した。鹿児島県(奄美地方を除く)では、九州南部では、22日夕方にかけて土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒する必要がある。
九州南部では、22日夕方にかけて土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。鹿児島県(奄美地方を除く)では、引き続き22日昼過ぎにかけて、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。
気象概況
台風第12号は、22日5時には宮崎市付近にあって、ゆっくりした速さで東北東へ進んでいるものと推定されます。
台風第12号は、この後日向灘を北東に進み、22日昼過ぎまでに熱帯低気圧に変わるでしょう。
九州南部・奄美地方では、台風や太平洋高気圧周辺の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。
雨の実況
20日18時から22日04時までの降水量(アメダスによる速報値)
宮崎県
串間 100.5mm
鹿児島県(奄美地方除く)
鹿児島市喜入中名町 284.0mm
日置市東市来 283.5mm
雨の予想
九州南部では、22日昼過ぎにかけて局地的に雷を伴い非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。台風の動きが遅いため、同じ地域で雨が降り続いて、総降水量が多くなるおそれがあります。
22日に予想される1時間降水量は多い所で、
宮崎県 40mm
鹿児島県(奄美地方を除く) 70mm
22日6時から23日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
宮崎県 100mm
鹿児島県(奄美地方を除く) 150mm
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性のある地域と期間は、
鹿児島県(奄美地方を除く) 22日昼過ぎにかけて
です。
風の予想
九州南部では、22日夕方にかけて強い風が吹くでしょう。
22日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
宮崎県 18m (25m)
鹿児島県(奄美地方を除く) 18m (25m)
波の予想
九州南部の沿岸の海域では、22日はうねりを伴い波の高い所があるでしょう。
22日に予想される波の高さ
宮崎県 2.5m うねりを伴う
鹿児島県(奄美地方を除く) 2.5m うねりを伴う
防災事項
厳重警戒:土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫
注意事項:強風、うねりを伴った高波、落雷、竜巻などの激しい突風
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
補足事項
今後、発表する警報、注意報、気象情報などに留意してください。台風の進路や、土砂災害や浸水害、洪水災害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
次の情報は、22日11時頃に発表する予定です。
鹿児島地方気象台の発表内容
九州南部では、22日夕方にかけて土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。鹿児島県(奄美地方を除く)では、引き続き22日昼過ぎにかけて、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。
気象概況
台風第12号は、22日5時には宮崎市付近にあって、ゆっくりした速さで東北東へ進んでいるものと推定されます。
台風第12号は、この後日向灘を北東に進み、22日昼過ぎまでに熱帯低気圧に変わるでしょう。
九州南部・奄美地方では、台風や太平洋高気圧周辺の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。
雨の実況
20日18時から22日04時までの降水量(アメダスによる速報値)
宮崎県
串間 100.5mm
鹿児島県(奄美地方除く)
鹿児島市喜入中名町 284.0mm
日置市東市来 283.5mm
雨の予想
九州南部では、22日昼過ぎにかけて局地的に雷を伴い非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。台風の動きが遅いため、同じ地域で雨が降り続いて、総降水量が多くなるおそれがあります。
22日に予想される1時間降水量は多い所で、
宮崎県 40mm
鹿児島県(奄美地方を除く) 70mm
22日6時から23日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
宮崎県 100mm
鹿児島県(奄美地方を除く) 150mm
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性のある地域と期間は、
鹿児島県(奄美地方を除く) 22日昼過ぎにかけて
です。
風の予想
九州南部では、22日夕方にかけて強い風が吹くでしょう。
22日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
宮崎県 18m (25m)
鹿児島県(奄美地方を除く) 18m (25m)
波の予想
九州南部の沿岸の海域では、22日はうねりを伴い波の高い所があるでしょう。
22日に予想される波の高さ
宮崎県 2.5m うねりを伴う
鹿児島県(奄美地方を除く) 2.5m うねりを伴う
防災事項
厳重警戒:土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫
注意事項:強風、うねりを伴った高波、落雷、竜巻などの激しい突風
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
補足事項
今後、発表する警報、注意報、気象情報などに留意してください。台風の進路や、土砂災害や浸水害、洪水災害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
次の情報は、22日11時頃に発表する予定です。
🚨 お住まいの方は、気象情報などにご注意下さい
- 崖や川の近くなど、危険な場所にいる方(土砂災害警戒区域や浸水想定区域など、災害が想定される区域にいる方)は、地元市町村から発令されている避難情報に従い、直ちに適切な避難行動をとってください。
- 周りの状況を確認し、避難場所への避難がかえって危険な場合は、少しでも崖や沢から離れた建物や、少しでも浸水しにくい高い場所に移動するなど、身の安全を確保してください。
- 市町村から避難情報が発令されていなくても、今後、急激に状況が悪化するおそれもあります。キキクル(危険度分布)や水位情報等の情報を確認し、少しでも危険を感じた場合には、自ら安全な場所へ移動する判断をしてください。
- 大雨の被害は、お住いの地域によって種類や危険度が異なります。たとえば河川の近くや低地は浸水被害、山沿いは土砂災害の危険性が高まります。またご高齢の方や避難に時間を要する方は、早めの避難開始が望ましくなっています。
💡 線状降水帯とは
線状降水帯とは、発達した雨雲(積乱雲)が組織化した積乱雲群が、数時間にわたりほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50~300km程度、幅20~50km程度の強い降水をともなう雨域のことです。
毎年のように線状降水帯による顕著な大雨が発生し、数多くの甚大な災害が生じています。周辺地域に住む方は、今後の気象情報や警戒情報に十分注意して下さい。
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