富山県、大雨と雷及び突風に関する気象情報が更新

気象概況

発達中の低気圧がオホーツク海にあって東北東へ進んでおり、この低気圧からのびる寒冷前線が北日本から西日本を南下しています。

前線に向かって流れ込んでいる暖かく湿った空気の影響で、富山県では、27日夜のはじめ頃にかけて大気の非常に不安定な状態が続く見込みです。

これまでに降った雨により地盤の緩んでいる所があるため、27日夜遅くにかけて少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まる可能性があります。

雨の実況

降り始め（27日09時）から27日16時までの降水量（アメダスによる速報値）

南砺高宮 70.0mm

砺波 45.5mm

五箇山 16.0mm

雨の予想

27日に予想される1時間降水量は多い所で、

東部 20mm

西部 20mm

27日18時から28日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、

東部 40mm

西部 40mm

防災事項

富山県では、27日夜遅くにかけて、土砂災害に注意・警戒し、27日夜のはじめ頃にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。ひょうの降るおそれもありますので、農作物等の管理にも注意してください。

補足事項

今後発表する防災気象情報に留意してください。

これで、「大雨と雷及び突風に関する富山県気象情報」は、終了します。