宮城県、暴風と大雨及び雷に関する気象情報が更新
公開日 2025年09月28日 06:03,
更新日 2025年09月29日 06:21

9月29日6時18分、仙台管区気象台は、宮城県に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために発表していた気象情報を更新した。
仙台管区気象台の発表内容
海上では、発達する低気圧や前線の影響により、29日昼前から昼過ぎにかけて、西よりの暴風に警戒してください。宮城県では、29日昼過ぎにかけて、大雨となる所があるでしょう。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうに注意してください。
気象概況
低気圧が発達しながら日本海を東北東へ進んでいます。29日朝には、この低気圧は三陸沖へ進み、前線が東北地方を通過する見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、東北地方では大気の状態が非常に不安定となっています。
このため、海上では、西よりの非常に強い風が吹き、大荒れとなるでしょう。東部の陸上では、低気圧が予想よりも発達した場合は、警報級の風となる可能性があります。また、宮城県では、雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。雨雲が予想以上に発達した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。
雨の予想
29日に予想される1時間降水量は多い所で、
東部 40mm
西部 40mm
29日6時から30日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
東部 80mm
西部 80mm
風の予想
29日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
東部 海上 20m (30m)
東部 陸上 15m (30m)
波の予想
29日に予想される波の高さ
3m
防災事項
海上では、29日昼前から昼過ぎにかけて、西よりの非常に強い風による交通障害に警戒し、高波に注意してください。
宮城県では、29日昼過ぎにかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、竜巻等の激しい突風や落雷、ひょうによる農作物や農業施設等への被害に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)に関しては「気象庁ホームページ」などを確認してください。
この情報は「大雨と強風及び雷に関する宮城県気象情報」を引き継ぐものです。
次の「暴風と大雨及び雷に関する宮城県気象情報」は、29日16時30分頃に発表する予定です。
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