東京都(伊豆諸島・小笠原諸島)、大雨と高波に関する気象情報が更新
公開日 2025年10月29日 05:43,
更新日 2025年10月30日 06:20
10月30日5時50分、気象庁は、東京都(伊豆諸島・小笠原諸島)に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために発表していた気象情報を更新した。
気象庁の発表内容
30日昼前にかけて、小笠原諸島では土砂災害に、伊豆諸島南部ではうねりを伴った高波に注意・警戒してください。
気象概況
小笠原諸島では前線の活動が活発となっている影響で、30日は大気の状態が不安定となるでしょう。伊豆諸島南部では、気圧の谷が伊豆諸島の東に進み大気の不安定な状態は解消し、30日は警報級の大雨となる可能性は低くなりました。
また、高気圧が北から張り出し、日本の南の前線との間で気圧の傾きが大きく、北東の強い風が吹き続けており、伊豆諸島南部ではうねりを伴ってしけとなっています。
雨の実況
降り始め(29日03時)から30日05時までの降水量(アメダスによる速報値)
母島 115.5mm
青ヶ島 74.5mm
父島 70.0mm
雨の予想
小笠原諸島では、30日明け方は雷を伴った激しい雨の降る所がある見込みです。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
30日に予想される1時間降水量は多い所で、
小笠原諸島 30mm
30日6時から31日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
小笠原諸島 40mm
波の予想
伊豆諸島南部では北東の風が強く、31日にかけてうねりを伴いしけとなるでしょう。予想以上に風が強まった場合には、警報級の高波となる可能性があります。
30日に予想される波の高さ
伊豆諸島南部 5m うねりを伴う
防災事項
小笠原諸島では、30日昼前にかけて土砂災害に注意・警戒してください。伊豆諸島南部では、30日昼前にかけてうねりを伴った高波に注意・警戒してください。台風第22号と第23号で被災した地域での災害復旧作業への影響に、十分留意してください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
これで、「大雨と高波に関する東京都(伊豆諸島・小笠原諸島)気象情報」は終了します。
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