青森県、大雪と雷及び突風に関する気象情報が更新

気象概況

3日は東北地方を気圧の谷が通過し、次第に強い冬型の気圧配置となるでしょう。強い冬型の気圧配置は5日にかけて続く見込みです。また、東北地方の上空約5000mには、氷点下36度以下の寒気が流れ込むでしょう。

このため、津軽と三八上北の山沿いでは、大雪となる所があるでしょう。予想よりも上空の寒気が強まった場合や発達した雪雲が同じ場所にかかり続ける場合は、警報級の大雪となる可能性があります。また、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。積乱雲が発達して雷の発生する所があるでしょう。

雪の予想

3日6時から4日6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、

津軽の山沿い 70cm

津軽の平地 30cm

下北の山沿い 50cm

下北の平地 20cm

三八上北の山沿い 70cm

三八上北の平地 30cm

その後、4日6時から5日6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、

津軽の山沿い 50cm

津軽の平地 20cm

下北の山沿い 30cm

下北の平地 15cm

三八上北の山沿い 50cm

三八上北の平地 20cm

防災事項

津軽と三八上北の山沿いでは、3日夜遅くから4日夕方にかけて、大雪による交通障害、屋根からの落雪、建物や農業施設への被害に注意・警戒してください。また、電線や樹木への着雪、積雪の多い傾斜地では、なだれに注意してください。また、3日昼過ぎから4日朝かけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうに注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

補足事項

今後発表する防災気象情報に留意してください。

この情報は「大雪に関する青森県気象情報」を引き継ぐものです。

次の「大雪と雷及び突風に関する青森県気象情報」は、3日16時30分頃に発表する予定です。