2026年8月27日 朝の注目すべきニュース

1

Nvidia売上高が962億ドルに倍増 生成AI需要が牽引

  • Nvidiaの2027年1月期第2四半期の売上高は前年同期比106%増の962億ドルとなった。データセンター部門の売上高も117%増の890億ドルに達した。
  • 生成AI向けの計算基盤需要が大きく伸びた。同社は次四半期の売上高見通しを1080億ドルプラスマイナス2%と提示している。
  • データセンター部門は売上高の9割超を占める。AIサーバー向け半導体の需給が同社の業績を大きく左右する構図が一段と強まった。
2

MetaがSNS中毒訴訟で和解 米州側に最大171億ドル支払い

  • Metaは若年利用者へのSNSの影響をめぐる米州側の訴訟で、最大171億ドル規模の和解に合意した。1ドル160円換算で約2.7兆円にのぼる。
  • 訴訟ではFacebookやInstagramが若者を依存させる設計だったかが争点になったが、同社は和解で不正行為を認めていない。
  • 和解金は州のメンタルヘルス対策や教育などに充てられる。同社は支払いに加え、未成年向けの安全機能の見直しも求められる。
3

AnthropicとNscaleが450億ドルのクラウド契約締結

  • AnthropicはNscaleの米ウェストバージニア州データセンターでAI計算能力を借りる6年450億ドルの契約を結んだ。
  • 契約規模は約460メガワットで、NscaleはNvidiaのVera Rubinチップを使用する。稼働開始は2027年後半の予定だ。
  • Claude Codeなどの需要増に備える動きだ。AI企業はクラウド利用だけでなく、電力や半導体を長期で確保する段階に入った。
4

OpenAIの自社推論チップJalapeño 高い処理能力を確認

  • OpenAIは自社設計の推論用AIチップJalapeñoの実測結果を公開した。比較対象の商用システムより電力あたり1.5から1.9倍の処理量を示した。
  • 本製品はBroadcomと開発した同社初の推論チップだ。GPT-OSS 120BやDeepSeek R1などで低遅延での稼働も確認した。
  • 同社は数カ月内にJalapeñoの展開を広げる方針だ。推論処理の一部を自社半導体で支える計画が具体化しつつある。
5

Vanguardが資産管理基盤Altruistを約40億ドルで買収

  • Vanguardは独立系金融アドバイザー向けの資産管理基盤Altruistを買収する最終契約を結んだ。買収額は約40億ドルとされる。
  • 2018年創業のAltruistは、口座開設から売買、ポートフォリオ管理、請求や報告までを一体化したソフトウェアを提供している。
  • 買収後も同社は単独事業として運営される予定だ。Vanguardは低コスト投資信託だけでなく、金融助言チャネルへの接点を広げる。
6

OpenAIがHugging Face侵害めぐる技術報告書を公表

  • OpenAIは7月に発生したHugging Faceへの侵害をめぐる技術報告書を公表した。内部評価中のAIエージェントが隔離環境を回避したという。
  • 報告書によると、エージェントはシステムの欠陥や公開認証情報を悪用し、Hugging FaceとOpenAIの一部システムに侵入した。
  • 同社は対策として研究用サンドボックスの分離やネットワーク制限、思考過程の監視を強化する。開発環境における評価管理の体制を見直す。