2026年9月16日 夜の注目すべきニュース

1

OpenAIが評価額1.2兆ドルで追加資金調達を検討

  • OpenAIはIPO前に、評価額約1.2兆ドル(約192兆円)での追加資金調達を検討している。投資家側が持ちかけた。
  • 同社が3月に終えた調達時の評価額は8520億ドルだった。サム・アルトマン氏は2026年中の上場を否定している。
  • 調達が成立すれば未上場AI企業の評価基準が上がり、GPUやデータセンター投資を支える資金力の格差も広がる。
2

AWSの中東施設がイランの攻撃で損傷 一部データが復旧不能に

  • AWSは、イランの攻撃で損傷したバーレーンとUAEの一部施設について、専用保存されたデータを復旧できないと明かした。
  • 3月の被害後に同社は顧客へ他地域への移行を勧めていた。バーレーンでは複数の可用性ゾーンに被害が及び想定を超えた。
  • データが復旧不能となった事例は中東でのAIデータセンター計画に課題を残し、企業がバックアップ体制を点検する契機となる。
3

EUが15歳未満のSNSやAIチャットボット利用を制限へ

  • EUは9月17日に出す「EU Kids Act」案で、15歳未満によるSNSやAIチャットボットの利用を年齢別に制限する。
  • 単独アカウントの作成は15歳から認める。13歳と14歳は保護者管理下でのみ利用可能とし、13歳未満にはさらに強い制限を設ける。
  • MetaやGoogleなどは年齢確認や中毒性のある機能の改修を余儀なくされ、違反対応にかかるコストも増加する。
4

欧州委員長がカナダのEU「準加盟」構想を支持

  • 欧州委員会のフォンデアライエン委員長は9月16日、カナダをEU初の「準加盟国」にする構想への支持を表明した。
  • カナダのカーニー首相は、米国との貿易摩擦を背景に、完全な加盟ではなく独自の同盟関係を求めると説明している。
  • 実現すればCETAを土台に、貿易や経済安全保障まで対象が広がる。自動車やエネルギー関連企業も注視している。
5

NvidiaとMetaのトップがAI開発減速の協調案に反対

  • NvidiaとMetaの両CEOは、AI開発を業界全体で協調して減速させる案に反対する姿勢を示した。
  • 発端はAnthropicのCEOの提案で、OpenAIのサム・アルトマン氏やxAIのイーロン・マスク氏は支持している。
  • 安全確保を業界内の合意や規制で進めるか、各社の責任に委ねるかの対立が鮮明になった。今後の半導体需要を見る材料にもなる。
6

ガソリン補助金が過去最大の1リットル51円に 原油高の影響で

  • 9月17日以降のガソリンに対する政府の燃料油補助金支給単価が1リットル51.0円となり、制度開始以来の最大水準に達した。
  • 資源エネルギー庁は、原油高による石油製品価格の上昇を抑えるため、3月19日から緊急的な激変緩和措置を実施している。
  • 補助金は卸価格引き下げの原資として元売りに支給され、物流や農業など燃料費負担の重い業種のコスト上昇を抑える役割を担う。
7

携帯大手4社が5G向け「ミリ波」の利用エリア拡大で共同検討へ

  • KDDI、NTTドコモ、ソフトバンク、楽天モバイルの4社は9月11日、5G向けミリ波のエリア拡大に向けた共同検討で合意した。
  • ミリ波は高速大容量だが遮蔽物に弱く、エリア拡大には多数の基地局や中継器が必要で、整備負担が各社共通の課題だった。
  • 今後は4社で基地局や中継器の技術と運用方式を検討する。設備の有効活用を進め、5G投資の効率化を図る。
8

エド・シーランのツアーで前座4組が降板 親パレスチナ発言に連帯

  • エド・シーランのツアーで、親パレスチナ発言を理由にマックルモアが外された後、前座を務める4組が連帯して降板した。
  • シーランは、マックルモアの降板は興行主の判断であり、自身の意向ではないと説明している。
  • ツアーは北米や南米公演での支援出演者を失った。音楽興行において、出演者の政治的発言と興行主の対応が収益リスクとなっている。