沖縄本島地方、大雨と雷及び突風に関する気象情報が更新
公開日 2025年07月26日 14:59,
更新日 2025年07月27日 16:33

7月27日16時29分、沖縄気象台は、沖縄本島地方に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために発表していた気象情報を更新した。
沖縄気象台の発表内容
南部に発表していた大雨警報(土砂災害)は解除しましたが、沖縄本島地方では引き続き土砂災害、低い土地の浸水や河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に十分注意してください。28日にかけて沖縄本島地方では、再び警報級の大雨となる可能性があります。
気象概況
熱帯低気圧が沖縄本島地方付近にほとんど停滞しています。この熱帯低気圧は27日は沖縄本島地方付近にほとんど停滞し、28日は東シナ海を西よりに進むでしょう。沖縄地方は、熱帯低気圧や熱帯低気圧周辺の湿った空気の影響で28日にかけて引き続き大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
雨の実況
降り始め(25日00時)から27日16時までの降水量(アメダスによる速報値)
東村平良 125.5mm
渡嘉敷村渡嘉敷島 106.0mm
うるま市宮城島 98.5mm
粟国空港 89.5mm ※欠測値を含む
南城市糸数 87.0mm
雨の予想
28日に予想される1時間降水量は多い所で、
本島中南部 30mm
本島北部 30mm
久米島 30mm
27日18時から28日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
本島中南部 100mm
本島北部 100mm
久米島 100mm
防災事項
沖縄本島地方では、28日にかけて激しい雨の降る所がある見込みです。また、これまでに降った雨により地盤の緩んでいる所があります。土砂災害、低い土地の浸水や河川の増水に注意してください。なお、雨雲の発達の程度によっては警報級の大雨となり、再び大雨警報を発表する可能性があります。
沖縄本島地方では、28日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に十分注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
次の情報は、28日5時頃に発表する予定です。
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