富山県、大雨と雷及び突風に関する気象情報が更新

気象概況

前線が本州を南下しています。

富山県では、8日にかけて湿った空気や上空の寒気の影響を受けるため、大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴った強い雨の降る所がある見込みです。

富山県では、これまでに降った雨が8月の平年の1か月の降水量を超えている地点があります。また、12時間降水量や24時間降水量などが観測史上最大や8月の観測史上最大を観測した地点があり、記録的な大雨となった所があります。

これまでの大雨の影響で、地盤の緩んでいる所があり、土砂災害の危険度が高まっている所があります。

雨の実況

降り始め（7日01時）から7日22時までの降水量（アメダスによる速報値）

砺波 206.0mm

南砺高宮 197.5mm

高岡市伏木 192.5mm

魚津 184.5mm

氷見 176.5mm

富山 172.5mm

宇奈月 171.0mm

雨の予想

7日から8日にかけて予想される1時間降水量は多い所で、

東部 20mm

西部 20mm

8日0時から9日0時までに予想される24時間降水量は多い所で、

東部 40mm

西部 40mm

防災事項

富山県では、引き続き8日明け方まで土砂災害に警戒してください。

また、8日夕方にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。ひょうの降るおそれもありますので、農作物等の管理に注意してください。

補足事項

今後発表する防災気象情報に留意してください。

次の「大雨と雷及び突風に関する富山県気象情報」は、8日6時頃に発表する予定です。