上川・留萌地方、大雨と雷及び突風に関する気象情報が更新

気象概況

オホーツク海の低気圧からのびる前線が北海道を通過中で、18日朝には千島近海まで進むでしょう。前線に向かって暖かく湿った空気が流入しており、大気の状態が非常に不安定となっています。

雨の実況

17日00時から17日22時までの最大1時間降水量（アメダスによる速報値）

天塩 58.0mm （17日06時38分）

17日00時から17日22時までの最大24時間降水量（アメダスによる速報値）

天塩 156.0mm （17日22時00分）

天塩では、24時間降水量の日最大値が1976年の統計開始以来の1位を更新しました。

防災事項

上川・留萌地方では、これまでの雨により地盤が緩んでいる所や、増水している河川があります。上川地方では引き続き17日夜遅くまで、留萌地方では18日明け方にかけて、土砂災害や河川の増水に十分注意してください。

また、上川・留萌地方では、引き続き18日明け方にかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうのおそれがあります。屋外での活動や農作物の管理などに注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全の確保に努めてください。

補足事項

今後、気象台が発表する防災気象情報に留意してください。

市町村毎の早期注意情報（警報級の可能性）、警報・注意報の期間、キキクル（危険度分布）などの詳細については、気象庁ホームページをご覧ください。

これで「大雨と雷及び突風に関する上川・留萌地方気象情報」を終了します。