宮城県・岩手県、5日昼前にかけて線状降水帯および大雨災害の危険性
公開日 2025年09月04日 17:51,
更新日 2025年09月05日 05:38

9月5日5時35分、仙台管区気象台は、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性を発表した。宮城県・岩手県では、東北太平洋側では、5日夕方にかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒する必要がある。
宮城県、岩手県では、5日昼前にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。東北太平洋側では、5日夕方にかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
気象概況
前線が日本海から東北南部を通って日本の東にのびています。前線は5日夜にかけて東日本へ南下し、前線上の三陸沖に低気圧が発生する見込みです。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、東北地方では大気の状態が不安定となっています。
このため、東北地方では、雷を伴って非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
雨の予想
5日に予想される1時間降水量は多い所で、
東北日本海側 40mm
東北太平洋側 60mm
5日6時から6日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
東北日本海側 60mm
東北太平洋側 120mm
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性のある地域と期間は、
宮城県 5日朝にかけて
岩手県 5日朝から昼前にかけて
です。
防災事項
東北太平洋側では、5日夕方にかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。また、東北日本海側北部を中心に、これまでに降った雨で地盤の緩んでいる所があるため、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
東北地方では、5日夜遅くにかけて、落雷や突風、ひょうによる農作物や農業施設等への被害にも注意してください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
次の「大雨と雷及びひょうに関する東北地方気象情報」は、5日16時頃に発表する予定です。
仙台管区気象台の発表内容
宮城県、岩手県では、5日昼前にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。東北太平洋側では、5日夕方にかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
気象概況
前線が日本海から東北南部を通って日本の東にのびています。前線は5日夜にかけて東日本へ南下し、前線上の三陸沖に低気圧が発生する見込みです。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、東北地方では大気の状態が不安定となっています。
このため、東北地方では、雷を伴って非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
雨の予想
5日に予想される1時間降水量は多い所で、
東北日本海側 40mm
東北太平洋側 60mm
5日6時から6日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
東北日本海側 60mm
東北太平洋側 120mm
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性のある地域と期間は、
宮城県 5日朝にかけて
岩手県 5日朝から昼前にかけて
です。
防災事項
東北太平洋側では、5日夕方にかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。また、東北日本海側北部を中心に、これまでに降った雨で地盤の緩んでいる所があるため、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
東北地方では、5日夜遅くにかけて、落雷や突風、ひょうによる農作物や農業施設等への被害にも注意してください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
次の「大雨と雷及びひょうに関する東北地方気象情報」は、5日16時頃に発表する予定です。
🚨 お住まいの方は、気象情報などにご注意下さい
- 崖や川の近くなど、危険な場所にいる方(土砂災害警戒区域や浸水想定区域など、災害が想定される区域にいる方)は、地元市町村から発令されている避難情報に従い、直ちに適切な避難行動をとってください。
- 周りの状況を確認し、避難場所への避難がかえって危険な場合は、少しでも崖や沢から離れた建物や、少しでも浸水しにくい高い場所に移動するなど、身の安全を確保してください。
- 市町村から避難情報が発令されていなくても、今後、急激に状況が悪化するおそれもあります。キキクル(危険度分布)や水位情報等の情報を確認し、少しでも危険を感じた場合には、自ら安全な場所へ移動する判断をしてください。
- 大雨の被害は、お住いの地域によって種類や危険度が異なります。たとえば河川の近くや低地は浸水被害、山沿いは土砂災害の危険性が高まります。またご高齢の方や避難に時間を要する方は、早めの避難開始が望ましくなっています。
💡 線状降水帯とは
線状降水帯とは、発達した雨雲(積乱雲)が組織化した積乱雲群が、数時間にわたりほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50~300km程度、幅20~50km程度の強い降水をともなう雨域のことです。
毎年のように線状降水帯による顕著な大雨が発生し、数多くの甚大な災害が生じています。周辺地域に住む方は、今後の気象情報や警戒情報に十分注意して下さい。
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