東京都、大雨と雷及び突風に関する気象情報が更新
公開日 2025年10月30日 19:11,
更新日 2025年10月31日 05:59
 
        10月31日5時55分、気象庁は、東京都に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために発表していた気象情報を更新した。
気象庁の発表内容
伊豆諸島では31日夕方から、東京地方では31日夜のはじめ頃から、11月1日明け方にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。
気象概況
31日は、東シナ海から本州南岸に前線が発生し、前線上の四国の南に低気圧が発生する見込みです。この低気圧は夜には東海道沖に進み、11月1日にかけて急速に発達しながら北東進し、関東甲信地方付近を通過するでしょう。
低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、東京地方と伊豆諸島では31日夕方から11月1日明け方にかけて、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
雨の予想
伊豆諸島では31日夕方から、東京地方では31日夜のはじめ頃から、11月1日未明にかけて、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨の降る所がある見込みです。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
31日から11月1日にかけて予想される1時間降水量は多い所で、
東京地方 40mm
伊豆諸島北部 50mm
伊豆諸島南部 50mm
31日6時から11月1日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
東京地方 100mm
伊豆諸島北部 150mm
伊豆諸島南部 150mm
防災事項
伊豆諸島では31日夕方から、東京地方では31日夜のはじめ頃から、11月1日明け方にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
台風第22号と第23号で被災した地域での災害復旧作業への影響に、十分留意してください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
次の「大雨と雷及び突風に関する東京都気象情報」は、31日17時頃に発表する予定です。
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