Twitter で内部告発。イーロン・マスクの買収にも影響か

公開日 2022年08月30日 14:21,

更新日 2022年09月15日 11:08,

有料記事 / ビッグテック

Twitterの元幹部が、同社社内の不正行為について米当局に告発状を提出したことが明らかになった。

内部告発をしたのは、Twitterの元セキュリティ責任者であるピーター・ザトコ氏だ。2020年にTwitterのセキュリティ担当者に起用され、今年1月に同社から解雇されている。彼は内部告発者の支援団体であるWhistleblower Aidの協力を受けて、7月に米証券取引委員会(SEC)や連邦取引委員会(FTC)などに告発状を提出した。

告発状を入手して報じた米CNNによると、Twitterのずさんなセキュリティ体制にまつわる数々の問題をザトコ氏が指摘しており、個人情報保護や国家安全保障につながる問題に発展する可能性もあることから、大きな話題になっている。

告発文書の中で指摘されているTwitterのセキュリティ体制の問題とはどのようなものなのだろうか。告発者であるピーター・ザトコ氏とはどのような人物で、今回の告発は社会的にどのような影響を及ぼすのだろうか。

告発内容の要点

ザトコ氏が提出した告発文書は総計で200ページにも及ぶ。その要点は、次の3つにまとめることができる。

重要なセキュリティ問題の隠蔽

ひとつ目は、重要なセキュリティ問題の隠蔽だ。

まずイーロン・マスク氏によるTwitter買収拒否騒動でも問題になった、悪質なbotアカウントの割合を過小に報告しているという疑義が挙がっている。

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著者
シニア・エディター
早稲田大学政治経済学部卒業後、株式会社マイナースタジオの立ち上げに参画し、同社を売却。その後、The HEADLINEの立ち上げに従事。関心領域はテックと倫理、政治思想、東南アジアの政治経済。
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