長野県、大雪に関する気象情報が更新

気象概況

日本付近は強い冬型の気圧配置となっています。東日本の上空約5000mには氷点下36度以下の強い寒気が流れ込み、日本付近は9日にかけて強い冬型の気圧配置が続く見込みです。

このため、長野県では、8日夜遅くにかけて北部と中部を中心に断続的に強い雪が降るでしょう。

雪の実況

8日12時現在の24時間降雪量（アメダスによる速報値）

野沢温泉 27cm

信濃町 31cm

飯山 24cm

小谷 28cm

白馬 18cm

長野市箱清水 14cm

大町 25cm

上田市菅平 22cm

8日12時現在の積雪の深さ（アメダスによる速報値）

野沢温泉 201cm

信濃町 133cm

飯山 126cm

小谷 172cm

白馬 119cm

長野市箱清水 19cm

大町 36cm

上田市菅平 78cm

雪の予想

8日12時から9日12時までに予想される24時間降雪量は多い所で、

長野地域山沿い 30cm

長野地域平地 10cm

中野飯山地域 40cm

大北地域山沿い 25cm

大北地域平地 10cm

上田地域の菅平周辺 20cm

松本地域の聖高原周辺 10cm

乗鞍上高地地域 15cm

木曽地域 15cm

下伊那地域 5cm

5cm以上を予想する地域を記載しています。

上空の寒気が予想以上に強まった場合や、雪雲が予想以上に発達した場合には、警報級の大雪となる可能性があります。

防災事項

北部の山沿いと中野飯山地域、上田地域の菅平周辺では8日夜遅くにかけて、木曽地域では、8日夕方にかけて大雪や路面の凍結による交通障害に十分注意してください。

北部と中部の積雪の多い傾斜地では、なだれに注意してください。また、北部では、落雷や突風にも注意してください。

補足事項

今後発表する防災気象情報に留意してください。

これで、「大雪に関する長野県気象情報」は終了します。