福島県、大雨と雷及び突風に関する気象情報が更新

気象概況

低気圧が沿海州にあって東北東へ進んでおり、寒冷前線が朝鮮半島付近を通って黄海にのびています。低気圧は、2日朝には千島近海へ進み、寒冷前線が3日にかけて、東北地方を南下する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、東北地方では大気の状態が非常に不安定となっています。

このため、福島県では、雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。雨雲が予想以上に発達した場合や、同じ所に停滞した場合には、警報級の大雨となる可能性があります。

雨の予想

1日に予想される1時間降水量は多い所で、

中通り 30mm

浜通り 30mm

会津 30mm

2日に予想される1時間降水量は多い所で、

中通り 40mm

浜通り 40mm

会津 40mm

1日18時から2日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、

中通り 60mm

浜通り 60mm

会津 60mm

その後、2日18時から3日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、

中通り 60mm

浜通り 60mm

会津 80mm

防災事項

福島県では、2日夕方から3日にかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、1日夜遅くにかけてと、2日昼過ぎから3日にかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうによる農作物や農業施設等への被害に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

補足事項

今後発表する防災気象情報に留意してください。

土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル（危険度分布）に関しては「気象庁ホームページ」などを確認してください。

この情報は「雷と突風及びひょうに関する福島県気象情報」を引き継ぐものです。

次の「大雨と雷及び突風に関する福島県気象情報」は、2日6時頃に発表する予定です。