石川県、大雨と雷及び突風に関する気象情報が更新

気象概況

前線が北陸地方に停滞しています。前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で、14日夕方にかけて大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴った雨の降る所があるでしょう。

雨雲が停滞したり、予想より発達した場合には、加賀では警報級の大雨となる可能性があります。

これまでに降った雨により、地盤の緩んでいる所があるため、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。

雨の実況

降り始め（13日20時）から14日10時までの降水量（アメダスによる速報値）

医王山 66.0mm

白山市白峰 59.0mm

かほく 49.5mm

防災事項

加賀では14日夕方まで土砂災害、低い土地の浸水や河川の増水に注意・警戒してください。石川県では14日夕方まで落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。ひょうの降るおそれもありますので、農作物等の管理にも注意してください。

補足事項

今後発表する防災気象情報に留意してください。

これで「大雨と雷及び突風に関する石川県気象情報」は終了します。

お知らせ

令和6年能登半島地震に伴い、能登では大雨警報・注意報の土壌雨量指数基準や洪水警報・注意報の流域雨量指数基準および高潮警報・注意報の基準を通常より引き下げた暫定基準で運用している市町があります。