Taxi in Vancouver, Canada(Wes Hicks, Unsplash) , Illustration by The HEADLINE

カリフォルニア、ロボタクシーの24時間サービスが解禁 = 相次ぐ論争のワケとは

公開日 2023年09月04日 14:42,

更新日 2023年09月07日 13:31,

有料記事 / アメリカ(北米) / AI

この記事のまとめ
💡カリフォルニアの24時間ロボタクシー解禁が物議

⏩ 解禁許可を得たのはGM傘下のCruiseとGoogleスピンオフのWaymo
⏩ 許可直後に事故も発生、安全性を中心に論争
⏩ 過去の失敗があるだけに、賭けが報われるかがポイント

2023年8月10日(現地時間)、自動運転企業の Waymo と Cruise は、カリフォルニア州サンフランシスコ全域で、有料のロボタクシーを24時間365日提供する許可を規制当局から勝ち取った。

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Waymo のテケドラ・マワカナ(Tekedra Mawakana)共同CEO は、「今日の許可は、サンフランシスコでの商業活動の真の始まりを示すものである」と述べ、Cruise のカイル・ボート(Kyle Vogt)CEO も「業界にとっては大きなマイルストーンだ」とした

Waymo は2018年にアリゾナ州フェニックス、Cruise は2022年にサンフランシスコにおいて、それぞれ限られた条件の中で商業利用を開始し、徐々にサービスを拡大させている。8月上旬時点で、両社合わせておよそ600台のロボタクシーがサンフランシスコ市内で運用中だ。

一方で、ロボタクシーの拡大に反対する人々の中には、車のボンネットに三角コーンを置いて停車させようとする者まで出てきた。Safe Street Rebel という団体は、「コーンと空のタクシーだけで、誰でもユニコーンを作ることができます」と述べ、コーンの置かれたタクシーを一角獣のユニコーンにたとえるという皮肉(ユニコーンは評価額10億ドル以上の、設立10年以内の未上場企業も指す)を込めて抗議活動をおこなっている。

なぜ、ロボタクシーの拡大は議論を巻き起こしているのだろうか。そして、今回の決定が意味することとは何なのだろうか。

ロボタクシーの24時間サービスが解禁

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✍🏻 著者
シニアリサーチャー
早稲田大学政治学研究科修士課程修了。関心領域は、政治哲学・西洋政治思想史・倫理学など。
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