なぜ米国で宗教左派の動向に注目が集まっているのか?
集会で演説するジェームズ・タラリコ(中央)。2025年9月10日、The Backyard。Photo by H. Michael Karshis / Wikimedia Commons(CC BY 4.0、https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/)。(H. Michael Karshis / Wikimedia Commons)

なぜ米国で宗教左派の動向に注目が集まっているのか?

公開日 2026年11月03日 17:27,

更新日 2026年11月03日 17:27,

有料記事 / アメリカ(北米)

この記事のまとめ
・信仰を前面に出す民主党候補が、生活支援や政教分離を訴えて、共和党地盤で善戦
・必ずしも全米で信者数の増加が見られるわけではないが、エリート層の間で影響力が高まっていると指摘
・宗教左派は政治連携を広げる可能性があるが、社会的分極化のリスクも

前回の記事でも触れたように、11月3日(現地時間)の米国中間選挙では、キリスト教の信仰を前面に出す民主党候補が注目されている。テキサス州のジェームズ・タラリコ、カンザス州のアダム・ハミルトンらが、共和党の地盤で上院選に立候補(Jenkins, 2026a)しており、Axiosは「宗教左派による保守層への働きかけ」と報じている(Lotz and Contreras, 2026)。

宗教左派は、信仰を動機として貧困対策、人種間の平等、人権、環境などに取り組む人や組織を指し、キリスト教徒以外の参加や世俗団体との協働も含む。今回の候補らは、信仰を医療や生活への支援、少数派の権利と結びつけ、同時に政教分離への支持を明示している(Stanton, 2021; Talarico, n.d.; Jenkins, 2026b)。

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✍🏻 著者
編集長
1989年東京都生まれ。2015年、起業した会社を東証一部上場企業に売却後、2020年に本誌立ち上げ。早稲田大学政治学研究科 修士課程修了(政治学)。日テレ系『DayDay.』火曜日コメンテーターの他、『スッキリ』(月曜日)、Abema TV『ABEMAヒルズ』、現代ビジネス、TBS系『サンデー・ジャポン』などでもニュース解説。関心領域は、メディアや政治思想、近代東アジアなど。
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