社会問題・人権に関するニュース解説

アスリートのメンタルヘルスにメディア報道が与える影響は?(1)大坂なおみ選手の問題提起

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テニスの四大国際大会として知られる全仏オープンで、大坂なおみ選手が試合後の記者会見を拒否し、その後大会を棄権した。彼女は大会前から会見には応じない意向を示していたが、フランステニス連盟をはじめとする大···

なぜ最高裁は、夫婦同姓を「合憲」と判断したのか?

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[本記事のまとめ]「合憲」判断は、あくまで「民法と戸籍法の条文が憲法違反ではない」ということ。夫婦同姓の是非や具体的な制度については、国会で議論・判断されるべきとも指摘。特に憲法24条との関係で、法制···

気候変動がメンタルヘルスに及ぼす影響とは?エコ不安症の問題化

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4月20日、気候変動に対する不安を抱える人が増加していることが、英The Guardian紙によって報じられた。同紙は、実際に不安を抱える人の例を挙げている。ワシントンを拠点に活動する精神科医アンドリ···

東京五輪に出場する「難民選手団」とは何か?

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パンデミック下の開催に対して懸念の声も強い東京五輪・パラリンピックだが、今月8日に国際オリンピック委員会(IOC)は、「難民選手団」の出場を発表した。12の競技に29人のアスリートが出場することが決ま···

なぜ、オ‌ン‌ラ‌イ‌ン‌上‌の‌誹‌謗‌中‌傷‌に対する科料は、わずか9,000円か?木村花さんの裁判で

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フジテレビの番組『テラスハウス』に出演し、昨年5月に自ら命を絶ったプロレスラー、木村花さんの事件に関連する裁判の判決が、今年の3月、4月、5月に立て続けに下された。3月と4月の判決では、生前の木村さん···

男女別定員制度の問題とは何か?

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2021年5月26日、東京都立高校の入試で女子の合格ラインが男子のそれを大きく上回る状況が続いていることを毎日新聞が報じた。東京都では、公立高校(全日制普通科)の募集定員が男女別に設定されている。教育···

釜ヶ崎(新今宮)とは何か?木賃宿から日雇い労働者の寄せ場、福祉の町まであいりん地区の歴史

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4月7日、大阪市の「新今宮エリアブランド向上事業」の一環として、ライターのしまだあや氏が電通関西支社から依頼を受けた記事「ティファニーで朝食を。松のやで定食を。」を公開した。しかし本記事は批判を集め、···

フェミニズムを理解するための読書リスト(入門編)

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#MeTooムーブメントやフラワーデモのような性暴力やセクシュアルハラスメントの撲滅、アフターピルや経口中絶薬などリプロダクティブ・ヘルス・ライツ、ルッキズムなど、女性をめぐるさまざまな問題が顕在化す···

プラスチック削減は、地球にとってどれほど効果的か?

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政府は3月9日、プラスチックごみの削減やリサイクルに向けた新法案を閣議決定し、2022年4月の施行を目指すことを発表した。同法案には、使い捨てプラスチックを大量に無料提供している事業者に削減義務を課す···

生理の貧困とは何か?なぜ各国は対策を打ち出しているのか

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昨年11月、英・スコットランドは世界初となる生理用品の無料提供を義務付ける法案を可決した。これにより、小中学校や大学などで生理用品が無料提供され、その他の機関などでも同様の措置が求められる。具体的な方···

新型コロナウイルスは、気候変動対策に影響を与えているのか?

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2021年3月16日、新型コロナウイルスに伴うロックダウンにより、2020年における世界のCO2排出量は減少したものの、再び増加傾向にあることが報じられた。新型コロナウイルス流行後における世界のCO2···

ルッキズムとは何か?(2)「外見至上主義」への誤解と告発の難しさ

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- (1)より続く前回、ルッキズムの具体的な問題点を見てきた。ルッキズムは年齢や性別、セクシュアリティなどの要素が絡み合いながら、外見の良し悪しという評価基準によって、外見的に劣るとされる人物への差別···

ルッキズムとは何か?(1)外見による差別、機会・評価への影響

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東京五輪・パラリンピックで開閉会式の演出統括のクリエーティブディレクター佐々木宏氏が、渡辺直美氏の体型・容姿を侮辱する企画案を出したことで、辞任に至った。渡辺氏は、他人の身体的特徴を揶揄する風潮につい···

パートナーシップ制度とは何か?同性婚との違い、制度的意義は

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17日、同性同士の結婚が認められないのは「法の下の平等」や「婚姻の自由」などを保障した憲法に違反するとして、北海道内で3組の同性カップルが国を訴えた裁判で、札幌地裁は初めて「違憲」判決を下した。「14···

国際女性デーはなぜ生まれたのか?

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毎年3月8日は国際女性デーとして祝われている。Googleのトップ画像からお気づきの方も多いだろう。ロシアや中央アジア、東欧圏などでは公式の祝日とされており、また中国などでは女性のみの祝日となっている···

夫婦別姓をめぐる歴史と論点(2)家制度の確立と夫婦同姓の義務化

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― (1)より続く現代では日本の「伝統」とされている夫婦同姓だが、江戸時代までは伝統的に夫婦別姓が用いられていた。また、その慣習を踏襲するかたちで、明治初期にも夫婦別姓を原則とする指令が発布されている···

夫婦別姓をめぐる歴史と論点(1)明治初期における夫婦別姓の採用

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2020年12月15日、選択的夫婦別姓制度の導入をめぐる議論が大きく後退する旨が報じられた。政府が策定する第5次男女共同参画基本計画の最終案から、「選択的夫婦別姓(氏)」の文言が削除されるなど、言及が···

電気代、10倍のリスクも。なぜ電気が不足、料金が高騰しているのか?

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年明けから全国的な電力需要の逼迫が生じており、危機感が強まっている。東京電力ホールディングス株式会社らが、今月10日と12日の2回に渡って照明や電気機器の使用を控えるなど「電気の効率的な使用」を求めた···

なぜコロナ禍以降、アジアへの差別が強まっているのか?「中国ウイルス」から黄禍論

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コロナ禍に見舞われた2020年から2021年、あるゲームが物議を醸している。『サイバーパンク2077』は、キアヌ・リーヴスが登場キャラとして参加するなど、600億ドルを超えるゲーム市場に向けた期待の新···

NYT初の女性コピーエディター、ベッツィー・ウェイド氏死去。その功績とジャーナリズムのジェンダー格差

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2020年12月3日、The New York Times 紙で女性初のコピーエディターを務めたベッツィー・ウェイド氏が、91歳で亡くなった。彼女は、新聞・報道業界におけるガラスの天井を打ち破るととも···

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